防犯のすゝめ

子どもをトイレに連れ込む事件が発生。犯人から身を守るにはどうすればいい?

いつでも子どもが近くにいれば安心なのですが、なかなかそうはいかないのが現実です。学校の登下校や放課後遊びに行かせる時など、子どもが一人になることは絶対に避けられません。そこで今回は実際に子どもが親と離れている隙を狙われた事件を紹介するとともに、子どもを犯罪の手から守るためにはどういった対策をすればよいかなどについて解説します。

子どもをトイレに連れ込んだ高校生が逮捕

9月30日、奈良県で小さな子ども2人をトイレに連れ込んだとして1人の男子高校生が逮捕されました。この男子高校生にかけられた容疑は未成年誘拐。幸いトイレに連れ込まれた子どもに怪我はありませんでした。
事件が発生したのは8月21日。奈良県高田市内の商業施設で容疑者が子どもたちに声をかけ、同施設内のトイレに2分ほど連れ込んだとのこと。警察の調べによるとこの男子高校生と被害に遭った子どもの間に面識はなかったといいます。2人のうち1人が泣き叫んだことで開放され、自力で逃げ出したのだそう。施設の警備員が警察へ通報し、防犯カメラに残った映像などから犯人逮捕につながりました。逮捕された男子高校生は容疑を認めており、「小さな子どもに興味があった」などと供述しています。

犯罪を起こすのは一見怪しくない人

子どもを誘拐する犯人というと、深い帽子をかぶっていたりサングラスやマスクをしているイメージがあるかもしれません。実際防犯ポスターなどにも不審者はそういった姿で描かれることが多いはず。しかし実際の犯人はこのように見るからに怪しい格好をしているわけではありません。むしろ子どもに警戒心を持たれないように清潔感があり、気さくに見える人や優しく見える人を装うのです。子どもに対しては、本当に危険な人は一見親しみやすい人であることをしっかりと教えましょう。

子どもを犯罪の手から守るために

子どもをターゲットにする犯罪者は事前にターゲットや周囲の状況を綿密に確認します。具体的には何時頃にどこを通るのか、一人になるタイミングはどこか、近所の人の目が少なくなるのはどこかなど。
最も犯行が多くなるのは午後3時~4時頃で、ターゲットとなりやすいのは小学校低学年。地域の人がこの時間帯に外を見回るなど、少しでも警戒する体制を見せておけば犯行を諦めさせることができます。とはいえ1人で見守りをしても効果は薄いので、町内会の中で見守り運動などを提案してみるのがおすすめです。

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