自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
強盗はコンビニや銀行だけで発生する事件ではなく、どこにでもある普通の一般家庭でも起きる事件です。「まさかうちに強盗が入るなんてことはないだろう……」なんて油断が命取り。中には金品を奪われるだけでなく、命すらも奪われてしまうことだってあるのです。今回は最近発生した強盗事件について紹介するとともに、強盗から身を守る方法についても説明します。
11月8日、東京都東久留米市で強盗殺人事件が発生しました。すべての部屋に荒らされた形跡が確認されているだけでなく、この家に住む50代の男性は全身を何十箇所も刃物で刺されて死亡。警察の調べによると1階リビングの窓が割れていたとのことで、鍵の周りが火によって焼き切られていたようです。被害男性と同居していた50代女性と2人の娘である20代の女性はイタリアに旅行中でした。そのため現段階では何を盗まれたのか分かっていません。近くに住む住人の話によると、被害者は近所付き合いなどは希薄だったものの身近でこんな事件が起きるとは驚きだと語っています。
民家への強盗なんてそう頻繁に起こるものではないと思うかもしれません。しかし先ほど紹介した事件以外にも強盗事件は発生しています。例えば6月には東京都品川区で80代の男性が強盗の被害に遭いました。被害に遭った男性は両手両足をテープで縛られ10日程度の怪我をしましたが、幸い命に別状はありません。犯行を行ったのは5人のグループとみられ、すでに全員が逮捕されていますが全員容疑を否認しているとのこと。家に多額の現金があるという話を聞きつけた男が犯行を企て、実行に移したとみられています。
当然ではありますが、まずは玄関のドアや窓の施錠をしっかりと行いましょう。夜間や外出中はもちろん、日中帯であっても油断してはいけません。その気になれば強盗は力ずくで犯行を行うこともできるのです。また外出から帰ってきた時、かけたはずの鍵が開いている、消したはずの電気がついているという時も要注意。不用意に家の中には入らず、落ち着いて警察に連絡しましょう。万が一強盗と遭遇してしまったら、とにかく逃げることを第一に考えてください。力がなさそうな相手でもどんな凶器を持っているか分かりませんし、逆上した犯人がどんな手を打ってくるかも分かりません。あなたの命以上に守るべきものは他にないはずです。