防犯のすゝめ

広がるSNS犯罪!警察だけでなく高校生たちも犯罪防止に協力

今やすっかりお馴染みとなったSNSですが、一歩使い方を誤ると犯罪に巻き込まれてしまう危険性もあります。誰でも簡単に使える気軽さがある一方で、小さな子どもを狙う犯罪も後を絶たないのです。
今回はボランティアや高校生が実施したSNS犯罪防止の取り組みや、過去に起きた実際の事件についてご紹介します。

SNS犯罪防止の取り組みが各地で行われる

12月17日、宮城県警は県内でサイバー防犯ボランティアを行う大学生たちのため、感謝状の贈呈式を行いました。このサイバー防犯ボランティアが創設されたのは2016年のこと。SNSを通じて児童が犯罪に巻き込まれることを防止する目的で立ち上げられました。
同ボランティアは児童が夏休みに入り犯罪に巻き込まれやすくなる7月〜9月を活動期間としており、SNSに投稿される不適切な書き込みを運営に通報する活動を行っています。県警の発表によると、昨年のボランティアによる通報件数は1,000件以上になっているのだそう。
最近はTwitterだけでなく新しいSNSも多く登場しており、SNS犯罪の防止はこれまで以上に難しくなるだろうと考えられています。

高校生が中学生にSNSトラブル防止の授業

SNSトラブル防止に取り組んでいるのは大学生や警察だけではありません。昨年の7月5日には、神奈川県内の中学校で高校生がSNS防止トラブルに関する授業を行いました。
SNSに詳しいのはやはり実際にSNSを使っている現役の若者です。この授業では高校生たちが実体験に基づいたクイズを出したり模擬裁判を行ったりすることで、中学生に分かりやすくSNSの危険性や気をつけるべきポイントについて説明しました。この授業を受け、中学生たちは「とても分かりやすい授業だった」「自分もSNSを使う時は気をつけたい」という感想を残しています。

過去に起きたSNSのトラブル

総務省のインターネットトラブル事例集から、実際にSNSで起きたトラブルを一つご紹介します。
ある女子学生がSNSを通じて同じアーティストのファンと知り合いました。この時点では相手が自分と同じ年齢・性別と聞いており、特に警戒はしていません。やがて一緒にライブに行こうという話になり、誘われ待ち合わせ場所に行きました。すると、そこには見知らぬ男性がいて無理やり車に乗せられそうになったといいます。
趣味が同じであっても良い人であるとは限りません。また、名前や年齢、写真はネット上であれば容易に偽装できてしまいます。すべてを疑うべきとまでは言いませんが、何が本当で何が嘘かは常に考えておかなくてはいけないといえるでしょう。

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