防犯のすゝめ

自転車盗難防止に鍵のツーロックを駅で呼びかけ

通勤や買い物などに、自転車を利用している人は多いでしょう。困るのは、きちんと駐輪場に停めていても、自転車の盗難に遭う可能性があることです。ここでは、防犯効果の高い自転車のカギや自転車の盗難防止対策について紹介します。

高校生が駅で自転車盗難防止の対策を呼びかけ

千葉県の柏市にある自転車盗難対策推進モデル校は、JR柏駅で自転車盗難防止キャンペーンをおこないました。今年前半の4ヶ月で発生した刑法犯認知件数1,000件のうち、5分の1が自転車盗難だったためです。

高校生らが訴えたのは、「自転車のカギはツーロックで」ということ。無施錠の自転車が真っ先に狙われる他、簡単に開錠できてしまう自転車のカギも盗難に遭いやすいとのことです。

防犯効果が高い自転車の鍵

自転車のカギは、施錠しても盗まれるときは盗まれるのではないかと思っている方もいるかもしれません。しかし、長年使用していても、一度も盗難に遭わない人もいます。実は、しっかりカギをかけておけば、自転車は盗まれにくいのです。自転車のカギは、防犯効果が高い対策法だと思っておいて間違いないでしょう。

特に防犯効果が高まるのは、ツーロックです。カギを2つ取り付けることで、例えば前輪錠に箱錠をプラスするといった具合です。施錠されたままで持ち去られてしまわない限り、自転車盗は開錠するのに手間取れば盗難をあきらめます。ツーロックをどこにつけるか、どの種類のカギにするかでも様々な組み合わせができるため、自分に都合のよいカギを選んでください。

盗難防止効果が高いカギの種類としては、U字ロックやジョイントワイヤー錠などがあります。最も開錠が容易なカギとしては、昔ながらのプレスキーがあげられます。カギをかけてもどこかになくしてしまう、忘れてしまうといった人は、カギの携行が不要な番号固定式のリング錠を使うのも対策法の一つです。シリンダーキーやディンプルキーはプレスキーよりは防犯性が高いものの、単独では弱くなります。

自転車から離れるときは必ずロック

少しの間だけだからと、自転車のそばを離れるときにカギをかけない人がいます。コンビニで買い物をする間、子供の送り迎えをする間など、ちょっとしたスキが自転車盗の被害につながります。

平成29年には、東京都で4万件を超える自転車盗事件が発生しています。前年と比べれば減少したものの、被害の理由としては路上放置や無施錠での駐輪が目立つとのことです。他の窃盗に比べれば軽視されやすい自転車盗ですが、被害の当事者になってみればつらいもの。盗まれないように、こまめに施錠するようにしましょう。

■自転車盗の発生件数が多い場所
盗まれやすい場所に、自転車を置かないことも防犯対策となります。自転車盗の発生件数として最も多いのが、道路上です。次いで多いのが、駐車場、駐輪場です。半数以上はカギをつけたままでの被害ですが、道路上に自転車を停めておくのは窃盗犯にお宝を見せているようなもの。防犯性の高いカギにするのはもちろんのこと、自転車を停めておく場所にも気を付けるようにしてください。明るくて見通しのよい場所、管理人が常駐している、防犯カメラが作動しているなどの場所が、比較的安全です。

自転車の盗難は、いつ自分が被害に遭ってもおかしくありません。できる防犯対策はおこなって、盗難防止に備えましょう。

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