防犯のすゝめ

芸能人だけではない!一般人も狙われるなりすまし犯罪

インターネット上では名前や性別、年齢などを簡単に詐称できてしまいます。誰かがあなたのフリをし、インターネット上で活動する可能性も十分ありえることだといえるでしょう。
今回は実際に発生したなりすまし事件を紹介するとともに、なりすましをきっかけに起こる犯罪について考えてみます。

アイドルグループのメンバーがなりすまし被害

12月19日、女性アイドルグループのメンバーがSNSでなりすましの被害に遭っていたことが明らかになりました。所属事務所が事態に気づいたのは14日。その後警察に被害を訴えたものの、このアカウントのSNSは海外で作成されたものであるため取り締まることは難しいと対応されました。
同メンバーは11月にもなりすまし被害に遭っていました。犯人はこの偽アカウントを使い、他のアイドルから連絡先や個人情報を聞き出そうとしていたそうです。なお現在この偽アカウントは削除されています。

なりすましをきっかけに起こる犯罪

なりすましは、さまざまな犯罪につなげるきっかけとなります。たとえば被害者のIDやパスワードを知っていれば、そのサービスと連携している金融機関から容易にお金を引き出されてしまうでしょう。
また、なりすましを行っている人物が犯罪を行うと、なりすまし被害に遭っている人が犯人と誤認される可能性もあります。過去には他人のパソコンを遠隔操作し、なりすまし被害に遭っていた人物が逮捕されてしまうケースもありました。他にもLINEアカウントが乗っ取り被害に遭い、プリペイドカードの購入を依頼する事件も確認されています。LINEに限らずその他のSNSでも、他人になりすまして被害者の名誉を毀損する被害が発生していることもあるのです。

なりすましから身を守るには?

なりすまし被害に遭っているかどうかはエゴサーチで確認しましょう。エゴサーチとはSNS上で自分の名前を検索することです。もし自分になりすましているアカウントがあれば、SNSの運営会社に通報しましょう。ただし、先ほど紹介したアイドルへのなりすましのように、被害を訴えたところでなりすましアカウントを停止させることはなかなか難しいかもしれません。しかし被害を訴えているという事実が、その後なりすましアカウントが犯罪行為などを行った際に自分は無関係だと主張する証拠になります。
乗っ取りによるなりすましを防ぐには、IDやパスワードの流出を防ぐことが重要です。メールに記載されているURLを安易にクリックしない、パスワードを使い回さないといった基本的な対策を欠かさないでください。

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