自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
仲間うちの気軽なコミュニケーション手段として、SNSを活用する人は多いものです。そんなSNSを悪用して行われる詐欺被害があることをご存知でしょうか。ここでは、実際の被害事例と代表的な手口に関して紹介します。
無料通話アプリのアカウントが乗っ取りに合い、使えなくなってしまう事例があります。友達リストから手当たり次第に連絡をして、新しい乗っ取りアカウントを取得したりプリペイドカードを購入させる詐欺行為を働いたりと、被害が拡散していくことも多いようです。無料通話アプリを提供している会社の公式ブログでも警告がなされていますが、以前として詐欺が横行しています。家族や友人からのメッセージでも安易な対処は控え、本人への事実確認を急ぎましょう。
乗っ取られた本人にも、金銭的な被害が生じるリスクはあります。ウォレット機能やショッピング機能を悪用されると、高額請求がなされる可能性があるためです。アプリを使いこなすためについている便利な機能ではありますが、被害を拡大させる要因になることは理解しておきましょう。
ツイッターでは、仮想通貨業界の有名人になりすまして投稿をする詐欺行為が問題になりました。詐欺アカウントを作成したうえで「少額の仮想通貨を送ってくれたら、大金をプレゼントする」という旨をツイートし、拡散させる方法です。
何回もリツイートされているうちに出所が分からなくなり、犯人特定が難しくなります。個人情報が漏れた結果、仮想通貨を盗まれてしまう被害もあるようです。大切な資産を守るためにも、二段階認証を行いましょう。
SNSを通して何度もやり取りをしていると、会ったことがない相手でも大切な存在のように感じてしまい、詐欺被害を受けてしまうことがあります。福島県の40代女性は、アメリカ人を名乗る男性から「プレゼントを贈った」というメッセージを受け取り、保険料や関税を要求される被害に遭ったそうです。
知らない相手から住所や連絡先を聞かれたら警戒しそうなものですが、何度もやり取りを繰り返していることから「この人は信用できる」と誤認して、個人情報を漏らしてしまうリスクがあります。金銭が関わる内容や「何かがもらえる」といった話はとくに慎重になり、自己防衛策を徹底しましょう。
SNSを利用した詐欺は「周りに知られたくない」という心理が働き、被害報告が出されない事例も多いものです。詐欺行為に合うリスクは誰にでもあることを忘れず、正しい活用法を守りましょう。