自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
日本で圧倒的なシェアを誇るiPhone。シンプルなデザインと使い勝手の良さで人気を集めていますが、最近このiPhoneの機能を悪用した痴漢が多発しています。その名もAirDrop痴漢。AirDropは近くにあるiOS端末と画像を共有できる機能で、AirDrop痴漢は他人のiPhoneに対してわいせつな画像を送りつける手口です。今回はこのAirDrop痴漢について具体的にどのような被害が報告されているのか、被害を防ぐためにはどうすればいいのかを解説します。
ある女子高生が体験したAirDrop痴漢について紹介します。その女子高生は通学中の電車にて、何者からか男性の陰部が写った写真をAirDropで送りつけられたとのこと。AirDropで画像を送られた際には「受け入れる」と「辞退」という2つの選択肢を選ぶことになるのですが、気が動転した彼女はとっさに辞退を選びました。しかし辞退を選択するとiPhoneに証拠が残りません。結局警察に通報することもできず、ただただ嫌な思いをするだけになってしまいました。AirDropで画像が送られても拒否することはできます。しかしどんな画像が送られてきたのか確認するためプレビューが表示される仕組みになっているため、一度わいせつな画像が送られてしまうとそれを目にせず削除することができないのです。またAirDropはインターネットを経由せず、iPhone同士で通信するものなので犯人の特定がなかなかできないという問題もあります。
AirDropは痴漢だけでなくナンパに使われることもあるのだそう。ある女子高生は電車内で見知らぬ男から急に話しかけられ、その男は「あとで写真を送るから」と言い残しました。その後すぐにAirDropを利用し男の写真が送られ、驚いた彼女は逃げるように電車から降りたといいます。iPhoneを初期設定のまま利用していると、AirDrop機能を使うことで「〇〇のiPhone」と表示されるため名前が知られてしまいます。またSNSを利用している画面を盗み見られ、住んでいる場所や生活パターンまで把握されてしまう恐れがあるので注意が必要です。
AirDrop痴漢に遭わないために、iPhoneの設定からAirDropを受信しないよう設定しましょう。まずは設定のアプリを開き、一般>AirDropとタップして「受信しない」にチェックを入れるだけ。AirDropを使わない方であればこれで被害を防げますし、どうしてもAirDropを使いたい時はその時だけ設定を変更すれば問題ありません。今すぐにでも対策できるのでこの機会にぜひ設定を見直してみてください。