自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
ここ数年で急速に普及したキャッシュレス決済。決済が便利になるのはもちろんですが、現金を持ち歩かなくて済むため、お金を落とした・お金を盗まれたといった問題も起こりにくくなります。しかしその一方でキャッシュレス決済に不慣れな人や店をターゲットにした詐欺手口も急増しています。私たちが安全にキャッシュレス決済と使うにはどうすればいいのか?詐欺の事例や騙されないための心構えについて紹介します。
キャッシュレス決済の中でも特に注目を集めているのがPayPayやLINE PayなどのQRコード決済。すでにコンビニやスーパー、その他店舗で利用している方も多いと思いますが、キャッシュレス決済の普及率は海外と比べるとまだまだ低め。日本の普及率が18.4%のところ、中国では60%もの普及率となっており、今や下町の小さな屋台などでもQRコード決済を導入しているといいます。
そんな中国で問題になっているのが店のQRコードを勝手に貼り替えるという手口。これにより店に入るはずの売上が偽のQRコード先に流れ、売上を盗まれてしまうのです。将来日本でQRコード決済がさらに普及し、屋台や小さな個人店でもQRコード決済を使えるようになった時、同様の犯罪が日本で起きる可能性もゼロとはいえないでしょう。
上に紹介したのは中国の例ですが、キャッシュレス決済に関連した詐欺については日本でもすでに大きな問題となっています。中でも特に騙されやすいのがフィッシング詐欺。ある日メールやSMSでメッセージが届き、「お客様の情報が不正利用されている」などと説明しながら公式サイトに良く似せたフィッシングサイトへ誘導。そこでIDやパスワード、クレジットカード情報などを入力させお金を騙し取る手口です。最近はキャリア決済というキャッシュレス決済も登場しているため、詐欺師たちは大手通信会社を騙ることが多いのだそう。どんな内容にせよ、携帯会社から連絡が入った際には「もしかしたら詐欺ではないか?」と疑う姿勢が必要です。
詐欺事件が問題になることもあるとはいえ、これからの時代キャッシュレス決済なしで生活するわけにもいかないでしょう。詐欺のターゲットに狙われる可能性があることも十分警戒しつつ、最新の詐欺情報を収集してその都度頭の中でシミュレーションするなど、具体的な対策を考えておくことが重要です。