自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
自分が性犯罪の被害者とならないためには、加害者がどのような考えを持って行動しているのか、どのような女性を狙っているのかを知ることが重要です。
今回は最近発生した性犯罪のニュースを紹介するとともに、犯罪者の思考や被害を防ぐためにできることを紹介します。
3月11日、千葉県警は強制わいせつと窃盗の容疑で40代の男性を逮捕しました。容疑者は2月15日の深夜、停車中の車の中で20代の女性に対し胸を触るなどしたほか、女性の財布を盗み出した疑いがかけられています。警察の発表によると、容疑者は被害女性に対し家の近くまで送り届けてほしいと依頼したとのこと。調べに対し、容疑者はわいせつな行為はしたものの財布は間違えて持ってきたものだと供述しています。
また、東京地裁では2月に強制わいせつ致傷などの罪で起訴されていた20代の男性に懲役2年6ヶ月の判決が言い渡されました。被告はアイドルがSNSに投稿していた写真等を頼りに自宅を特定。被害に遭ったアイドルはわいせつ行為のほか、全治約1週間の怪我を負わされたといいます。
性犯罪者の多くは事前にターゲットや周辺状況の下見を行っています。性犯罪者に狙われやすい特徴として挙げられるのは、一人暮らしの女性や一人で行動することの多い女性。また、携帯電話を操作しながら歩いていたり、イヤホンやヘッドホンをしながら歩いていたりする女性に狙いを定めていることも多いです。警戒心が低く、自分は狙われないと思っている女性ほど性犯罪のターゲットにされる可能性が高いといえるでしょう。
性犯罪はもちろん、ひったくりなどの犯罪についても女性は狙われやすいといえます。「自分が被害に遭うことはないだろう」という意識から犯罪被害につながることも少なくありません。まずは防犯意識を高く持ち、いつ誰に狙われているか分からないと警戒することが重要です。
一人暮らしの女性は一人暮らしと悟られないような対策を心がけましょう。具体的には表札に男性の名前を表記する、洗濯物を干す際には外から見える位置に下着を干さないといった対策が有効です。外を出歩く際はできるだけ一人でいることを避け、友人や同僚と一緒に行動することをおすすめします。やむを得ず一人で行動しなければならない場合は、広く明るい道を選び、人通りの少ない道は避けるよう心がけてください。