自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
コロナ禍で時短営業となった飲食店が空き巣被害にあう事件が増えています。このような状況だからこそ、防犯意識をさらに高めておくことが大切です。
今回は空き巣増加の事例を提示し、今すぐ使えるおすすめの防犯対策について紹介していきます。
新型コロナウイルス感染拡大防止による緊急事態宣言が発令され、警視庁は時短営業で夜間に無人となる店舗を狙った空き巣への防犯対策を呼びかけています。飲食店の閉店時は防犯意識が薄れることから悪質行為の増加が懸念され、事件を未然に防ぐためには日頃から意識を高めておくことが重要だと強く主張。東京消防庁や東京都の職員ら約60人が総動員し、スクランブル交差点付近で「不要不急の自粛」や「戸締りなどの対策を」と書かれたプラカードを掲げて、早めの帰宅を促す取り組みに注力しています。
空き巣被害が増加している今だからこそ、再度防犯対策の基本を押さえておきましょう。これから紹介する5つのポイントは、飲食店だけではなく自宅や会社などにももちろん有効な方法です。
①在宅中でもしっかり戸締りを行うこと。特に郊外や田舎の地方では開けっ放しにしている家が多い傾向にあります。②玄関や庭先にセンサーライトを設置すること。人が近づくと自動的に明かりがついてしまうため、空き巣の犯人が最も嫌う環境を作ることができます。また玄関や庭に砂利を敷くのも有効です。③足場になる脚立やバケツを置きっぱなしにしないこと。犯人が使用し2階や窓から侵入する可能性が高まります。④郵便・新聞を溜めないこと。ポストに郵便物が残っていると留守だと判断され、狙われやすくなります。⑤ダミーの防犯カメラを取り付けること。防犯カメラがあると空き巣のリスクは大幅に減少します。ダミーであれば1000円以下で購入できるため費用もかかりません。
100円グッズをうまく利用すれば手軽に防犯対策することが可能です。窓に取り付けてセキュリティを強化できる「窓ロック」、侵入者をアラーム音で知らせてくれる「警報ブザー」といった本格的なアイテムも揃っています。窓ガラスに貼り付けて割れにくくする「防犯フィルム」も人気商品の一つ。女性でも簡単に貼れるようなものが多いため安心です。普段から身につけておきたいグッズとしては「ホイッスル付きライト」が人気。ブザーの音量は80dbほどの大きさなので周囲へのSOSには十分な機能が備わっています。