自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
中国ではキャッシュレスの決済方法に変化が起こりつつあります。今後は生体認証決済が一般化していくことが予想されます。
今回は生体認証決済やスマホ決済のメリットを挙げ、2つの違いを解説していきます。
中国では買い物や電車に乗るときなど、日常生活のほとんどをスマートフォンで決済できるようになっています。しかし、上海などの大都市では「スマホ決済」から最新の「生体認証決済」へと移行しつつあります。
生体認証には指紋、瞳、顔、声紋、静脈といった種類があり、中国では携帯電話を購入した際にそれらの生体情報と電話番号を一緒に登録するのが一般的です。日本でも指紋や顔は認証情報として使えますが、中国では声紋や手の静脈といった生体情報まで技術が進んでいます。
スマホ決済と違い、QRコードを読み取る手間やコストが減り、店舗側にも消費者側にもメリットが多いとのこと。現段階ではスムーズに認証できないこともありますが、今後はさらに開発が進み一般化していくことが予想されます。
生体認証とは、人間の生体を活用した個人認証システムです。生体は一人ひとり異なるので、第三者に悪用されるリスクを軽減できます。また、生体をかざすだけで認証できるため、スムーズにやり取りできる点もメリットです。いくつものIDやパスワードを管理する必要もありません。
ここからは生体認証の種類と特徴を紹介します。
・指紋
最も利用されている認証方法。最近ではスマートフォンだけでなくクレジットカードにも搭載されています。歴史が長いので安全性・信頼性が確立しています。ケガや手荒れがあると認証しにくくなるのがデメリットです。
・静脈
指や掌の内側にある静脈を使った認証方法。なりすましや盗難リスクが低い点がメリットです。金融機関のATMなどですでに実用化されつつあります。
・虹彩
瞳孔周りにある虹彩は複雑な仕組みをしており、個人を特定するのに活用できます。偽造が難しく、認証精度が高いというのが利点です。
生体認証決済と比較するためには、スマホ決済のメリットとデメリットも知っておく必要があります。以下、それぞれ箇条書きで挙げていきます。
・メリット
お釣りなどのやり取りがないのでスムーズに決済できる
ポイントが貯まる
個人間送金が簡単にできる
チャージ式・決済と同時に支払われるリアルタイムペイメント式・後払い式を選択できる
クレジットカードよりも悪用されにくい
・デメリット
使える店舗が限られている
スマートフォンが充電切れの場合は使えない
登録手続きが必要
災害時に使えないことがある
スマホ決済の詐欺が増えてきている
最近ではQRコードのすり替えといったスマホ決済に関する詐欺も増加しているため注意が必要です。不正利用を防ぐには、画面ロックやID・パスワード管理を徹底する、利用履歴を定期的にチェックするといった対策を怠らないようにしましょう。