自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
誰もがリアルタイムで自由に投稿・閲覧が可能なSNSは、利便性の高さから年代を問わず利用者が多くなっています。そんな中増加しているのがSNSの投稿をきっかけとする身バレです。見知らぬ人に自宅の場所を知られて、待ち伏せされたり、ナンパされたりする被害が増えています。
この記事では、そんなSNSでの身バレ防止のためにできることを解説します。SNSに投稿する際に注意するポイントを紹介しますので、参考にしてみてください。
SNSの利用者身バレ被害が続出しているのは、特定屋の存在が大きく関係していると言われています。特定屋は、依頼を受けて対象者の投稿から住所や本名といった個人情報を割り出す人のことです。
SNSでは、お気に入りのスポットや現在いる場所の位置情報を掲載できます。安易な投稿であっても、同じ場所に行ったことがある人や特定の要素が入っている場合は個人情報がバレてしまう可能性があります。写真付きで投稿しただけで、「私もここにいますよ」といった返信やDMがきたという経験を持つ人も多いです。
現在の居場所や住所など、個人情報を特定されないためには、屋外の撮影には十分な注意が必要です。個人が特定されかねない投稿は、普段なら誰も意識を向けないような所にある可能性があります。
例えば、周辺の飲食店や病院、マンホールが一緒に写っているケースです。背景にこのようなものは写り込んでいると、ネットで検索するだけである程度の位置情報を割り出すことができます。特に最近では、自治体によって特徴的なマンホールデザインを施しているケースも多く、それだけで地域を判別される可能性が高くなっています。
さらには、写真に埋め込まれた位置情報や、自宅近くで道路工事を行っているといった投稿などにも注意が必要です。些細な投稿が落とし穴につながる可能性が高いです。
身バレ防止のためには、居場所を特定されないよう背景にトリミング加工を施したり、自宅周辺で撮影した画像を投稿しないようにしたりすることです。また、外出中のリアルタイムでの投稿で、「○○なう」や「なう投稿」などと記載するケースもありますが、これも居場所特定につながります。
天候やイベント、交通情報なども、特定屋が足取りを掴むための要素にしてしまうため注意してください。投稿する前には、身元を特定されるような情報が含まれていないか入念にチェックすることをおすすめします。また、公開範囲を設定しておくことも方法のひとつです。
SNSの投稿をきっかけに身バレしてしまう可能性は誰にでもあります。身バレして被害に遭わないようにするためにも、日々の投稿には細心の注意を払うことが大切です。