防犯のすゝめ

空き巣には前兆がある?気を付けるべきポイントをご紹介!

警視庁によると、空き巣被害は令和4年で3万6,588件起こっているとの調査結果が出ています。空き巣を回避するには防犯対策が有効ですが、前兆があるかどうかを把握しておくこともおすすめです。当記事では、空き巣の前兆や留守だと気付かれにくい防犯対策などをご紹介します。


空き巣は侵入前にマーキングする

実は、空き巣を行う犯人の約54.3%はターゲットとなる家の下見をして、マーキングをすると言われています。マーキングはただ目星を付けるためだけでなく、複数人で犯行に及ぶ際の情報共有のために付けることがあります。

侵入前のマーキングには様々なものがありますが、記号・数字・アルファベットを使ったものが記載されたり、シールが貼られたりするケースが多いです。場所は、ポストや電気メーター、ガスメーター、表札などです。仮に「WS9-12○」と記載されていた場合、Wは女性、Sは一人暮らし、9-12○は9時~12時は侵入できることを意味します。 


見慣れない人物や車を自宅の周辺で見かける

自宅周辺で不審な人物や車を見かけた場合にも、空き巣に十分注意が必要です。空き巣の前兆として、侵入前のマーキングをするため、見慣れない人物が地域一体を見回ることが挙げられます。車の場合は、低速で何度も自宅周辺を通過する様子が見られます。

空き巣の犯人は、見回る際に不審に思われないよう、スーツや作業服、宅配スタッフなどに装っていることが多いです。普段見かけないような人物がウロウロしていると感じた場合は、空き巣被害に遭わないよう注意しましょう。気になった場合は、車の車種やナンバーを控えておくことをおすすめします。


留守だと気付かれないように防犯対策をしよう

空き巣は、家主が留守の時間を見計らって犯行に及びます。そのため、空き巣の被害に遭わないようにするためには、留守であることが気付かれないよう防犯対策する必要があります。

有効なのは、防犯性に優れたカーテンやスマート照明・タイマー式照明の設置などが挙げられます。レースカーテンや厚手のカーテン、遮光カーテンなどは、外の視線を遮る効果が高いです。また、スマート照明やタイマー式照明を使って、家に誰かがいるように装うのも効果的です。

長期間家を空ける場合は、新聞や郵便物を止めて留守であることが悟られないようにしましょう。郵便ポストに鍵を付けて中身が入っているか確認できないようにするのもおすすめです。

空き巣は、侵入前に前兆となるマーキングや見回りを行うことが多いです。いち早く前兆に気付くことができれば、空き巣被害を防げる可能性が高くなります。日頃から防犯対策を徹底するだけでなく、前兆を見逃さないようにしましょう。

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