スマホで確認できる!ネットワークカメラのメリット
ネットワークカメラは、手軽にスマホからも確認できるのが特徴です。この記事では、ネットワークカメラがどのようなものかに加えて、設置するメリットや選び方についてご紹介します。 ネットワークカメラとは ネッ …
今年の6月からあおり運転が厳罰化されましたが、事件がなくなることはありません。
今回は最近のあおり運転事件を紹介するとともに、被害を未然に防ぐための対策について解説します。
10月5日、静岡県磐田市であおり運転をした30代の男性が逮捕されました。被害者の証言やドライブレコーダーの映像から、容疑者は被害者に対して幅寄せをしたり後ろからクラクションを鳴らし続けたりしたものとみられています。約2kmにわたってあおり運転を繰り返した結果、加害者の車は被害者の車に衝突。ドライブレコーダーの映像が決定的な証拠となり、犯人逮捕につながりました。今回の事件は、6月にあおり運転の罰則が厳しくなってから静岡県内で初の逮捕だったといいます。
警察の発表によると、あおり運転に関する通報は1日数件発生しているとのこと。とはいえ、そのすべてが逮捕につながっているわけではありません。なぜなら、明確な証拠が存在せず、逮捕の決め手が見つからないこともあるからです。今回紹介した事件はドライブレコーダーがあったおかげで犯人逮捕につながりましたが、もしドライブレコーダーが後ろにもついていれば、後ろから車間距離を詰められた件も逮捕容疑に含めることができただろうと警察はコメントを残しています。
あおり運転の罰則は、今年の6月30日から以前より厳しいものになっています。そもそも、これまでの法律にはあおり運転を取り締まるための条項がありませんでした。そのため、仕方なく車間距離保持義務違反などを適用することで対応していましたが、この場合、違反者に科せられるのは1万円以下の罰金。あおり運転には命の危険があるにも関わらず、たったこれしか罰則がないのはおかしな話です。
新しく施行された道路交通法では、あおり運転の明確な定義を定め、もし事故を起こさなかったとしても即免許停止の処分を受ける厳しいものとなりました。あおり運転が厳しく取り締まられることはニュース等でも報道されていますが、周知されるまでにはまだ時間がかかるかもしれません。
あおり運転被害を防ぐ効果があるとして、ドライブレコーダーに注目が集まっています。ステッカーでドライブレコーダーを搭載していることを伝えておけばあおり運転を抑止することができますし、万が一被害を受けた場合には記録された映像が証拠になります。導入には2〜3万円ほどの費用がかかりますが、これで安全に運転できるようになるなら高い買い物ではないはずです。