スマホで確認できる!ネットワークカメラのメリット
ネットワークカメラは、手軽にスマホからも確認できるのが特徴です。この記事では、ネットワークカメラがどのようなものかに加えて、設置するメリットや選び方についてご紹介します。 ネットワークカメラとは ネッ …
どんなに交通ルールを守っていても、無茶な運転をする車に巻き込まれ事故の被害者になってしまう可能性は誰にでもあります。ちょっとした怪我で済めばまだ良い方で、ひき逃げによって助かるはずの命を失ってしまったという事故も全国各地で起こっているのです。ひき逃げによる被害は決して他人事ではありません。
1月21日、京都府京都市の市道で自転車に乗った男性がバイクに轢かれるという事件がありました。犯人は現場から逃走し、被害者は残念ながら病院で死亡が確認されています。また、前日の20日にも岡山県倉敷市で5人がひき逃げされる事件が発生しました。被害者はそれぞれ捻挫などの怪我を負いましたが、加害者は「人をはねたとは思っていない」などと供述しています。
見苦しい言い訳と思うかもしれませんが、実際このように主張する加害者は多いのです。例えば7日栃木県で起きたひき逃げによる死亡事件でも逮捕された加害者は「何かとぶつかりはしたが、人だとは思わなかった」と供述しています。遺族からすれば腹立たしいことこの上ありません。
「人だと思わなかった」なんて言い訳が認められるわけがないだろうと思うかもしれませんが、実際にこのような供述をする加害者が不起訴・無罪になるケースが相次いでいます。2012年7月27日起きたひき逃げ事件では事故の様子がドライブレコーダーにはっきり残っていたにもかかわらず、自動車運転過失致死罪による罰金という結果になりました。
当然ながら遺族はこの結果に納得できません。検察審査会の申請等の努力を重ねることにより、数年後ようやく起訴することができました。
この事件も決して特別なケースではなく、他にも同様の事件は起きています。現状では加害者にひき逃げを認めさせるのは一般的に考えられているよりも難しいことなのです。
まずは交通ルールを守ることが大前提です。急に道路に飛び出してはいけませんし、無理に横断するようなことは絶対にしてはいけません。特に子供にはよく言い聞かせ、外出中には決して目を離さないでください。
もちろんこちらが交通ルールを守っていても無茶な運転をする車の被害に遭うことだってあります。周囲の安全確認をしっかり行うとともに、すぐに逃げられる場所を意識して歩きましょう。ガードレールが設置されているなど、できるだけ整備された道路を歩き、逃げ道の少ない狭い道路を歩くことを避けるのも一つの対策です。