防犯のすゝめ

インターホン詐欺に注意しよう!手口や対処法をご紹介

詐欺師は様々な手を使い、騙して金銭や情報を奪おうとしてきます。インターホン詐欺もその1つであり、老若男女問わずターゲットになり得るため、注意が必要です。

この記事では、インターホン詐欺の手口や対処法を解説します。インターホン詐欺から身を守るための方法もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。


インターホン詐欺とは?手口を解説

インターホン詐欺とは、詐欺師がインターホンを鳴らして家庭や企業に接触し、詐欺を働く行為です。インターホン詐欺では、詐欺師は偽の業者を装ったり、嘘の情報を騙って個人情報を不正に取得したり、金銭を騙し取ったりしようとしてきます。

インターホン詐欺の手口は様々です。宅配業者を装ったケースでは、荷物や書類を届けるフリをして玄関を開けさせた後、強引に中に侵入し、現金や貴重品を奪って逃走しています。

また、別の手口では、警察官を名乗り「近隣で事件が発生したため聞き取り調査をしている」などと言い、個人情報や預金情報を聞き出し、銀行口座から預金を引き出したケースもあります。ほかにも、「ガス漏れしている」「水漏れが発生している」など、緊急事態を装い、自宅内に入り込んだ後、金品を物色し盗んでいく手口もあり、年々巧妙化していると問題視されています。


インターホン詐欺の対処法

インターホン詐欺を防ぐには、どのように対処すれば良いのでしょうか。対処法をご紹介します。

・怪しい訪問者には応じない

インターホンが鳴ったからといって、すぐに玄関ドアを開けてはいけません。まずは、インターホンのモニターやドアの覗き穴から、相手を確認することが大切です。その上で、不安な場合は応対しないようにしましょう。

・宅配ボックスを利用する

宅配業者や郵便配達員が来ることが多いのであれば、宅配ボックスを利用するのも1つの方法です。訪問者が本物の宅配業者だった場合、その都度不審者ではないか確認するのは手間がかかります。しかし、宅配ボックスがあれば対面せずとも荷物を受け取れるため、本物の宅配業者に迷惑をかけずに身を守ることが可能です。


インターホン詐欺から身を守るセキュリティ対策

インターホン詐欺に遭わないためには、防犯カメラを設置したり、モニター付きインターホンを導入したりと、自宅のセキュリティを高めることが有効です。犯罪の証拠を残したくない詐欺師は、自分の顔や行動が記録されることを嫌がります。抑止力として高い効果が期待できるほか、ドアを開ける前に怪しい人物だとわかれば、応対しないという選択を選ぶことも可能です。犯罪から身を守るためにも、自宅のセキュリティを高めましょう。

インターホン詐欺から身を守るためには、インターホンが鳴ったからといってすぐにドアを開けないことが大切です。宅配業者や警察官を装っている可能性もあるため、必ず訪問者の身元を確認すること、怪しいと思ったら応対せず、いざという時には警察に通報するようにしましょう。

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