防犯のすゝめ

セキュリティ教育に役立つ映画がリリース。新しいスタイルでセキュリティへの意識向上を狙う

世間を牽引するKnowBe4がセキュリティ対策向けの映画を日本語吹き替えでリリースしました。映画を使うことで分かりやすくセキュリティ教育を行うことを目的としています。

今回はKnowBe4の概要とサイバー攻撃の危険性について解説します。

KnowBe4がセキュリティ教育向けの映画コンテンツを日本語吹替版でリリース

セキュリティ意識向上トレーニングのパイオニア「KnowBe4」は、セキュリティ対策向けの映画を日本語版でリリースしたことを発表しました。映画コンテンツを使うことによって簡単に学ぶことができ、セキュリティ対策への意識を高めることを目的としています。

サイバー犯罪は世界中で発生し続けており、その手口も日々巧妙化しています。映画コンテンツでは、高度な犯罪に対抗するためのさまざまなトレーニング教育を提供。フィッシング攻撃に対応する最新の模擬フィッシングやランディングページの演習テンプレートなど多様なシーンに備えることが可能です。

KnowBe4の教育コンテンツは、eラーニングの「つまらない」「分かりにくい」といったマイナスイメージを根本から変える内容になっています。担当者は「楽しみながらサイバー犯罪に対抗するための知識を身につけてほしい」と話しています。

セキュリティ意識向上トレーニング「KnowBe4」とは?

KnowBe4とは、セキュリティ意識向上トレーニングやフィッシングシミュレーションを提供するもの。サイバー犯罪への最適な対策方法とセキュリティに関する意識を高めるのに効果的です。

KnowBe4は3つのサイクルを回すことで、フィッシング詐欺攻撃を防ぐことを実現可能にします。セキュリティ意識向上トレーニング→ サイバー攻撃被害の擬似体験による訓練→ 現状把握、分析、効果を数字で可視化という流れを自動化し、セキュリティ教育を円滑に行います。

学習意欲を高めるような新しいトレーニングは「学びと経験」を提供し、今までとは全く違う学習プラットフォームになっています。

サイバー攻撃は3人に1人が受ける可能性あり

KnowBe4の調査によると、約3人に1人がサイバー攻撃を受ける可能性があるということが明らかとなりました。被害に遭う人のほとんどはセキュリティトレーニングを実施しておらず、フィッシング攻撃に対して非常に脆弱であることが分かっています。

調査結果から、セキュリティ意識向上トレーニングとフィッシング演習を継続的に行うことは極めて有効であると指摘。そのためにはセキュリティ教育の先駆者であるKnowBe4が最も効率的な方法と言えるでしょう。実際に1年間トレーニングを続けた結果、約84%も改善したとのこと。サイバー犯罪の手口は日々高度化しているため、トレーニングを実施し続けることが大切です。

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