防犯のすゝめ

フィッシングの様々な手口をチェック!リテラシーを高めることも必要に

時代とともに巧妙になっていく詐欺の手口。フィッシング詐欺の手口も年々、巧妙になっており、発覚しにくくなっているようです。フィッシング詐欺に引っかからないためには、インターネットを利用する側のリテラシーも必要になってきています。

巧妙化しているフィッシング詐欺の手口

フィッシングの手口は、基本的にメールを使ったものになります。メールで送られてきたURLをクリックして、個人情報を書き込むことで、情報を盗まれるというのがフィッシング詐欺ですが、そのメールが巧妙になっているのです。

以前のフィッシングといえば、自動翻訳ソフトの文章を丸写ししたような不自然な文章や明らかに外国人のつたない文面だったものですが、最近では様子が変わってきています。近年のフィッシング詐欺で使われるメール文面は、偽メールと公式メールの区別が難しいほどのレベルになっているようです。

少し前にもゆうちょ銀行の送金・決済サービスに関するデータ作成システムを装ったサイトが発見されています。また、ゆうちょ銀行関係では、電話でパスワードを聞き出そうとしたケースもあるようです。不安を煽ったり、異例の儲け話などで誘ったり、さまざまなケースがあります。

詐欺メールを見極める目を

フィッシング詐欺の被害に遭わないためには、レベルの高い詐欺メールを見破るための目を私たちも育てる必要が出てきています。安易に個人情報を盗まれないためには、詐欺メールとそうでないものを見分けるリテラシーを高めることが大切です。

特に大切になるのは、おいしい話には乗らないこと。そして身に覚えのないことや少しでも「おかしいな」と思ったら、立ち止まって確認することです。少しでも不審を感じたら、差出人やメールアドレス、添付してあるリンク先のURLなど、不自然な点の有無をチェックしなければいけません。

おかしいと思ったら近づかない

不審な点がみられるメールなどを受け取ったら、基本的には無視することが一番です。おかしいと思ったら近づかない、暗証番号を安易に入力しないようにしましょう。うっかりURLをクリックしないためには、開いて確認せずに自動で迷惑メールへと振り分けられるフィルターなども活用すると良さそうです。ドメインなどで指定でき、同じドメインのメールは自動で振り分けされるので、自分で見分ける手間が省けます。

最新のセキュリティソフトなどの機能でも、迷惑メール対策や偽のURLに警告を出すシステムなどを持つものもあり、フィッシング詐欺を未然に防ぐ対策として使えそうです。

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