大切な車が狙われる!自動車盗難から愛車を守る方法
最近、自動車の大量盗難事件が頻発しています。その被害は一般住宅だけでなく、中古車販売店や空港利用者の駐車場などもあるため、安心して駐車できないケースも多いでしょう。この記事では、自動車盗難から愛車を守 …
フィッシング詐欺は、大きな被害に遭う可能性があります。そのため、インターネットを使うときは細心の注意を払わなければいけません。
近年、フィッシング詐欺による不正送金額も増加しているので、しっかりと対策をする必要があります。被害から身を守るためには、詐欺の実態や最新手口、被害に遭わないための対策を把握しておくことが重要です。
フィッシング対策協議会の調査によると、2024年3月のフィッシング詐欺被害は97,163件という結果になっており、前の月と比べると4万件以上も増えています。平均すると8万件~9万件程度の詐欺被害が出ていることがわかります。
特に多かったのは、Amazonを騙るフィッシング詐欺です。その他にも、イオンカードや三井住友カード、メルカリなどを騙る詐欺も多くみられました。SMSから誘導するフィッシング詐欺も、宅配業者の不在通知を装う内容やAppleを騙るフィッシングサイトに誘導する内容まで多岐にわたります。
フィッシング詐欺の手口で多いのは、金融機関やカード会社になりすましたものです。「不正な取引により、アカウント情報を一時的にロックした」、「プライバシーポリシーを変更となったため、アカウント情報の確認が必要です」などと連絡してくるパターンが挙げられます。
金融機関などがSMSのURLを踏ませることは基本的にないので、URLは安全性を確認してからクリックするようにしてください。
AIを使った手口も増加傾向にあり、今後はさらに増えることが懸念されています。AIは悪用できないようになっていますが、その裏をかいて自然な文章の詐欺メールを作成します。少しでも怪しいと思ったら、メールに添付されているURLはクリックしないようにしてください。
フィッシング詐欺被害に遭わないようにするためには、個人情報やクレジットカード番号の入力を促すメールには注意したり、届いたメールに添付されているURLが正しいものか確認したりすることが重要です。スマホなどのモバイル端末だと、URLが全て表示されない場合もあるので、特に注意してください。
また、IDやパスワード、クレジットカード番号などの管理も徹底するようにしましょう。IDやパスワードは、どのサイトでも同じものを使っているといったケースもあります。しかし使いまわしはリスクが高いため、避けるのが無難です。
フィッシング詐欺の手口はどんどん進化しているので、被害件数が減ることはありません。インターネットを使っている以上、誰もが被害に遭う可能性を持っています。そのため、どのような手口なのか、どのような対策があるのか、といった点は把握しておきましょう。