防犯のすゝめ

亡くなった夫の知り合い?詐欺師はお悔やみ欄を見てターゲットを選んでいた

ターゲットの心につけ込んで現金や個人情報を盗み取る詐欺師たち。これまでも数多くの手口で多くの人を騙して来ているわけですが、またまた新たな手口が登場しました。その手口とは亡くなった人と接点があったよう装い遺族に接触してくるというもの。遺族の悲しみにつけ込んだ卑劣な犯行としか言いようがありません。

お悔やみ欄を見てターゲット選び

7月5日、新聞のお悔やみ欄を詐欺に利用する手口で詐欺行為を働いたとして北海道に住む50代の男性を逮捕しました。容疑者が使った手口はレンタルスペース業者を装い「亡くなった旦那さんが違法なわいせつDVDを預かっていた。警察に提出されたくなければお金を払え」と金銭を要求するもの。幸い遺族はこの要求を拒否し、警察に相談したことで事件が発覚しました。詐欺のターゲット選びに使われたのは新聞のお悔やみ欄。ここに記載された名前や住所を参考にして手当たりしだいに手紙を送っていたのだそう。警察の調べに対し容疑者は「金がほしかった」などと供述し犯行を認めているとのことです。この報道を受け、トランクルーム業の大手キュラーズはこの事件の報道を受け「顧客から預かった荷物を勝手に開封することはない」と回答しています。

詐欺師は誰かに相談しにくい感情を利用した

この詐欺手口の特にやっかいなところは、ありもしない違法なわいせつDVDの存在を匂わせているところ。わいせつなDVDというだけでも相談しにくいのに違法なものとなればなおさらでしょう。周りの人へ相談する意欲を削ぎ、なんとか自分だけで解決しなければと考えてしまいます。あなたもすでにご存知かとは思いますが、アダルトサイトでのワンクリック詐欺は以前からある手口。特に最近はスマートフォンに関連する相談が多く、2011年頃から急激に件数が伸びています。いきなり金銭を要求された時にはまず詐欺の可能性を疑いましょう。

恥ずかしがらず警察へ相談しよう

相談するといってもどこに相談すればいいか分からないという方もいるでしょう。結論からいうと相談するべきは警察などの公的機関です。というのも最近は本来解決できないトラブルを解決できるとして被害者に近づく行政書士が増えているのだそう。数万円の費用を要求され、実際に払ってしまった人もいるといいます。最初から警察に相談すればお金を取られて二次被害に巻き込まれることはありませんし、何より具体的な対応をしてくれることでしょう。警察へ相談するには「♯9110」へ電話してください。その他各都道府県にある警察本部の相談窓口へ連絡しても大丈夫です。

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