東京都が防犯機器の購入費用をサポート!防犯機器は何を揃えるべき?
都民の安心・安全を守り、犯罪者に狙われにくい住宅にするため、東京都の小池百合子知事は、防災機器の購入費用を1世帯あたり最大2万円補助すると発表しました。購入費用の補助に至った経緯を含め、防犯に役立つお …
日頃から車を運転している人であれば、一度くらいはあおり運転の現場を見かけたことがあるはずです。中には自分が被害に遭ったという方もいるでしょう。
そこで今回は、最近のあおり運転に関する事件を紹介するともに、あおり運転への対処法・予防策について解説します。
昨年の12月14日、埼玉県警は道路交通法違反、器物損壊の疑いで40代の男性を書類送検しました。男は7月3日の朝方、県道を走っていた60代男性の車を追い越し、この車の前に進路を変更。十分な車間距離を取れないようにして走行した上、被害車両のドアを複数回にわたって蹴りつけ凹ませた疑いがあります。警察の調べによると、容疑者はウインカーを出さずに左折したことでクラクションを鳴らされ、あおり運転を始めたとのこと。被害男性はあおり運転を受けていると110番通報し、警察署に駆け込みました。
同じく昨年の12月、愛知県東海市で40代の男性があおり運転を行ったことで逮捕されました。警察によると、男は12月3日に車を運転していた際、トラックの前で急停止を繰り返すなどして後続の妨害をしたとされています。昨年6月にあおり運転の厳罰化が始まって以降、愛知県で逮捕されたのは今回が初めてです。
あおり運転への対処法として、まずは道を譲ることが挙げられます。急いでイライラしているだけなら、道を譲るだけで被害は回避できます。対抗して同じような行動を取ったり、無理に逃げようとしたりしてはいけません。なかなか先に追い越してもらえない場合は近くのコンビニに入るなどしてやり過ごしましょう。高速道路であおり運転に遭遇した場合はサービスエリアなどでやり過ごしてください。相手によっては、道を譲るなどしてもしつこく追いかけてくることがあります。このような場合も、まずは近くのコンビニやサービスエリアに逃げ、警察に通報しましょう。もし相手が車から降りてきても、絶対に窓やドアを開けてはいけません。警察へ説明するときに備え、車の特徴やナンバーを控えておいてください
あおり運転に最も効果があるアイテムとしてドライブレコーダーが注目されています。万が一被害に遭った際に証拠を記録しておけるだけでなく、ドライブレコーダーがあるというだけで抑止力になります。「ドライブレコーダーを設置しています」といったステッカーを貼っておくとさらに被害に遭う確率を下げられます。