防犯のすゝめ

在宅ワークで居直り強盗の被害に!自宅での防犯対策まとめ

居直り強盗は、空き巣犯が留守だと思って忍び込んだ家で家人と鉢合わせ、襲い掛かるというものです。在宅中だと思わずに侵入しているため、パニックになってしまうのが原因だと考えられます。

今回の記事では、空き巣・忍び込み・居空きの認知件数や居直り強盗になる理由、在宅中の侵入を防ぐための防犯対策について解説します。在宅ワークをしていて、居直り強盗の被害に遭いたくないと考えている方は、ぜひ参考にしてください。


空き巣・忍び込み・居空きの認知件数

空き巣・忍び込み・居空きの認知件数は、年々減少しています。2022年の認知件数を見てみると、空き巣は10,593件(前年-573件)、忍び込みは1,224件(-109件)、居空きは884件(前年-98件)となっています。


空き巣から居直り強盗になる理由

居直り強盗は、冒頭でも説明したように空き巣犯が家人に発見されてパニックになり、強盗犯になることです。空き巣のつもりで犯人は住居に侵入しているため、見つかるとパニックになってしまいます。そして、家人に対して声を荒らげたり、警察に通報されることを恐れて強盗行為に及んだりします。

似た言葉に事後強盗というものもありますが、厳密には意味が違うので混同しないようにしましょう。居直り強盗は金品を奪い取るために暴行や脅迫をします。しかし、事後強盗は盗んだものを取り返されることや逮捕されることを回避するため、暴行や脅迫をするという違いがあります。


在宅中の侵入を防ぐための防犯対策

テレワークなどで家にいるといったケースも増加傾向にあります。そのような状況下で、在宅中に空き巣犯が侵入してこないようにするために効果的な防犯対策を知っておくことが重要です。最後に、どのような防犯対策が効果的なのかピックアップしてご紹介します。

・在宅中でも全ての出入り口や窓を施錠する

・1つの扉に2つ以上の鍵をかけるワンドア・ツーロックを取り入れる

・窓に防犯フィルムを貼っておく

・防犯カメラを玄関付近や家の裏などに設置する

・コンビニなどにちょっとした買い物でも鍵をかけるようにする

・ピッキングされにくい鍵に変える

・窓を開けたまま寝ない

・居留守はできるだけ使わない

・暗くなってきたら電気をつけて在宅だとアピールする

・郵便物は早めに取り出す

在宅ワークで家にいたとしても、空き巣犯は誰もいないと勘違いする場合があります。勘違いした犯人が家に忍び込み、あなたと鉢合わせてパニックになると居直り強盗になる可能性も大いにあるでしょう。被害に遭わないようにするには、空き巣犯の侵入を防ぐための防犯対策を取り入れてみてください。

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