政府が闇バイト問題の対策を強化!住まいを守るためにできること
近年、闇バイトを使った住宅侵入強盗事件の発生が増えています。社会問題にも発展し、政府による対策強化も発表されています。 今回は、政府による闇バイト対策強化案や闇バイト強盗事件でみられる犯行の手口、家族 …
いつ誰が被害に遭うか分からない路上強盗。老若男女問わず警戒しなくてはいけない犯罪ですが、やはり狙われやすいのは女性です。男性に比べて力の弱い女性は強盗犯にとって格好のターゲット。抵抗しようにも相手から襲いかかられてしまえばひとたまりもありません。今回ご紹介するのはここ最近で実際に起こった路上強盗事件。被害を未然に防ぐための対策についても解説します。
7月11日、北海道札幌市のすすきので路上を歩いていた女性が男から殴る蹴るの暴行を受けました。事件が起きたのは午前5時前。被害に遭った女性は帰宅するため路上を歩いていたところ、いきなり近づいてきた男にバッグを奪われそうになったとのこと。女性は抵抗しバッグこそ奪われなかったものの、暴行を受けた上スマートフォンを奪われたといいます。
8月5日の午前0時ごろ、静岡県富士市の路上で強盗事件が発生しました。被害に遭ったのは20代の女性で、持っていたバッグを奪われた上に顔や手などに軽傷を負わされたとのこと。警察の発表によると女性を襲った人物は男性とみられているようです。被害に遭った際、女性は背後から襲われてバッグごと引きずられました。近くのバス停から自宅までを歩くわずかな時間に狙われています。
警察が公表しているデータによると、路上強盗が行われるのはほとんどが夜から明け方の時間帯。実際、今回紹介した事件もそれぞれ午前5時、午前0時と強盗犯に狙われやすい時間でした。仕事帰りや飲み会で帰りが遅くなる際には一層の注意が必要だといえるでしょう。女性の被害を防ぐにはまず意識改革が必要です。私は大丈夫と考えている人は多いものですが、犯罪者たちはたまたま目についたという理由で襲ってくることもあります。また、女性の場合は路上強盗だけでなく性犯罪に巻き込まれるリスクもあることを忘れないでください。どうしても夜中に外出しなければならない時はできるだけタクシーを利用しましょう。最寄り駅にタクシー乗り場がないのであれば一つ前の駅で降りるようにしたり、いつでも呼び出せるようタクシー会社の連絡先を携帯に登録したりしてください。お金がもったいないと感じるかもしれませんが、保険のようなものと考えて出し惜しみしないことをおすすめします。被害に遭うかもしれないことを考えればタクシー代金なんて安いもの。どんな人に遭遇するか分からない以上どんなに警戒しても警戒しすぎということはありません。