防犯のすゝめ

学校再開直後は犯罪が増加する傾向に。女性や子どもを守る「見守り活動」とは

夏休みが終わる9月は、小学生や女子学生に対する犯罪が増加しやすいと言われます。休み明けで気持ちが緩んでいることもあり、より一層警戒が必要です。

今回は地域住民が協力して行う見守り活動について詳しく紹介します。

夏休み終了に合わせ見守り活動を強化

2022年8月29日、福井県内にある多くの学校で夏休みが終了し、授業再開に合わせて子どもたちの見守り活動が開始されました。

福井駅の周辺では、朝の通学時間帯に警察官8人が3ヵ所に分かれて、見守り活動を行ったとのこと。小学生や女子学生への不審な声かけや痴漢などの犯罪を未然に防ぐのが目的です。特に混雑する駅のコンコースでは、念入りに見守りを行い、不審人物発見に従事しました。

警察によると、見守り活動によって痴漢やわいせつ行為などを発見するケースは増加しているとのことです。犯罪防止に効果が見込めるとして、警察や防犯協会などは、毎年9月上旬にかけて通学路で子供たちの見守り活動を徹底しています。 

見守り活動の目的と注意点

見守り活動は、地域住民がつながるきっかけを与え、ともに支え合い安心安全に暮らせる地域づくりを行うことが主な目的です。日常生活の中での挨拶や声かけ、様子を気にかけることなどから、周りの住民ができるだけ早い段階で異変に気づき、支援を行うことが求められます。

地域住民が協力して見守り活動を行うことで、詐欺・虐待・病気といった緊急事態に早期対応することが可能です。小さな気づきでも何か変化を感じた場合は、見守り相談室や地域包括支援センターなどの専門職に連絡相談するようにしましょう。

見守り活動の注意点として、プライバシーに気をつけることが挙げられます。見守りすることで知り得た情報は、不用意に他人に教えてはいけません。逆に信頼関係を壊す可能性があるため、第三者に情報提供する場合は、必ず本人に確認してから行うようにしましょう。

異変に気付いたときはどうすれば良い?

異変を感じた場合の対応方法は、緊急性があるかどうかで判断しましょう。

緊急性を要しない場合は、まず区役所保健福祉センター、見守り相談室、地区の児童委員会、町会長などに連絡します。もし本人から緊急連絡先を伺っているなら、その連絡先にも電話をかけるようにしましょう。

緊急事態と思われる場合は、すぐに警察へ連絡してください。警察への通報には、細かい情報を伝える必要はありません。警察窓口から質問事項を聞き取りするので、まずは落ち着いて状況を伝えることから始めてください。

警察へは110番、消防署へは119番通報です。

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