大切な車が狙われる!自動車盗難から愛車を守る方法
最近、自動車の大量盗難事件が頻発しています。その被害は一般住宅だけでなく、中古車販売店や空港利用者の駐車場などもあるため、安心して駐車できないケースも多いでしょう。この記事では、自動車盗難から愛車を守 …
サイバー犯罪は、インターネットを利用している人すべてに関係する社会問題です。犯罪被害に遭うリスクもあれば、いつの間にか犯罪者側になってしまっている恐れもあります。そんな中、学生が参加するサイバー防犯ボランティアが、警察庁より表彰を受けて話題になっています。サイバー防犯ボランティアとは、どのような活動を行っているのでしょうか。
2017年11月に、文教大学のサイバー防犯ボランティアが警察庁から表彰されました。文教大学のサイバー防犯ボランティアは、情報学部の学生が中心となって神奈川県警と2013年から連携を続けています。
今回表彰されたのは、一定期間に集中して行ったサイバーパトロールによる不適切な書き込みの発見や事業者への通報においてです。他の団体と合わせて16,000件ほどの通報協力をしたことが、警察庁から感謝されました。
サイバー防犯ボランティアとは、自主的にインターネット環境の安全を守るボランティア活動のことです。インターネット環境では匿名性が利用されて、人権を侵害するような書き込みも行われやすくなっています。他人を傷つける情報発信はしないことが、インターネットを利用するときの基本ルールだと徹底的に利用者自身が認識しなければいけません。
しかし、個人が自分の行動を制限しきれない場合もあり、ときには巧妙な手口で思ってもみない情報発信に巻き込まれてしまう人もいます。そのような問題を防ぐのが、サイバー防犯ボランティアの役割の一つです。他人の個人情報の書き込み、詐欺、不正アクセスなどの問題が起こりやすいインターネット環境において、地域住民に適正なインターネット利用法を啓発・教育するのがサイバー防犯ボランティアの活動目的といえます。
具体的な活動目的は、サイバー防犯ボランティアごとに異なります。あらかじめ、活動目的を決めることによって、サイバー防犯ボランティアの活動も混乱することがないでしょう。
サイバー防犯ボランティアは、地域ごとに存在しています。既に周辺地域に活動しているサイバー防犯ボランティアがあるかもしれません。もし興味があるならボランティアに参加してみてもよいですし、自分達でサイバー防犯ボランティアを新しく開始するのもよいでしょう。
地域環境をよくするのは、地域を利用する人達の使命でもあります。犯罪やトラブルが発生する前に、サイバー防犯ボランティアに参加してみてはいかがでしょうか。