相次ぐ緊縛強盗事件から身を守ろう!狙われにくい家にする方法とは
2024年8月以降、1都3県では強盗事件が相次いでおり、10月末までで16件の事件が確認されています。現在は関東地方を中心に事件が起きていますが、関東地方以外で発生する可能性もゼロではありません。どの …
ぶどうや桃などの生産量が多い山梨県で、果物盗が相次いで発生しています。新手の窃盗手口を知り、被害を未然に防ぐため準備しておきましょう。
今回は窃盗事件に対する助成金制度やおすすめの防犯機器を紹介します。
山梨県警の発表によると、県内での果物盗が再び増加していることが明らかとなりました。
6月には笛吹市・山梨市を中心に、収穫前の桃が約1万4千個以上盗まれましたが、7月に入ってからはスモモまで狙われるように。南アルプス市の畑では7月中旬に約600個のスモモが盗まれました。「貴陽」という高級品種であったことから、被害額は約42万円にものぼったとのことです。市農政課の担当者は「桃やぶどうの窃盗は毎年発生しているが、スモモまで盗まれるとは想定外だった」と話しています。
相次ぐ果物盗を受け、山梨県は防犯対策への補助金支給を開始しました。警備会社への委託費用や防犯機器の購入費などを対象に、全額または半額を補助する方針。「補助制度をうまく利用して、被害を未然に防いでほしい」と呼びかけています。
防犯対策助成金制度とは、防犯カメラの購入費用や設置工事費用を国または自治体が補助してくれる制度のことです。自治体によっては、初期費用に加え、修理代や部品交換費用を負担してくれるケースもあります。
例えば、東京都の場合、商店街等で防犯カメラや防犯灯といった設備を導入する際、防犯カメラ1台あたり60万円を上限として300万円まで補助支給されます。また、保守点検は1台あたり1万円まで、修繕費は1台につき20万円までが補助対象です。
大阪府堺市では、防犯灯の設置において助成金が支給されます。従来型防犯灯であれば設置費用の半額、LED灯は3分の2を市が補助してくれます。また、既設の防犯灯を新しい防犯灯に取り替える場合も対象です。ただし関西電力との契約区分が「公衆街路灯(A)」である場合にしか適用されないので注意してください。
都道府県ごとに補助内容や上限額などが異なるため、詳しくは公式サイトなどで確認するようにしてください。
防犯対策に有効な機器は「防犯カメラ」「センサーライト」「赤外線センサー」「カメラ付きインターホン」「警報ベル」の5つです。それぞれおすすめの種類と特徴を紹介していきます。
・防犯カメラ
逆光でもクリアな撮影が可能な屋外用ドームカメラ、明暗の差が大きい場所でも使えるハウジング一体型カラーカメラ、センサーライトの点灯に連動して撮影するテレビドアホン接続タイプ、携帯電話で即座に確認できる屋外・無線LANタイプがおすすめです。
・センサーライト
人体を感知すると自動的にライトが点灯し、侵入者を近づけない効果があります。AC100ボルトタイプ、ソーラータイプ、音声威嚇機能付タイプの3つが主流で、威嚇機能付は録音したメッセージを一定時間流すことができます。
・赤外線センサー
人が近づくとセンサーが感知し通知してくれます。主に有線タイプと無線タイプがあり、狭い場所でも設置しやすいワイヤレスタイプが人気です。
・カメラ付きインターホン
録画機能ありのものがおすすめ。最大50件まで来客の履歴画像を録画でき、伝言機能や応答メッセージ機能なども付いています。最近ではワイヤレスモニター子機もあり、家のどこにいてもドアホン対応可能です。
・警報ベル
人を感知するとセンサーが作動し、大音量のサイレンが鳴り響きます。強力なフラッシュライトが点滅するタイプもおすすめです。