防犯のすゝめ

注文した覚えがない不在通知は「スミッシング詐欺」かも!手口&対策を紹介

近年、携帯のショートメール(SMS)を使ったスミッシング詐欺が増えています。フィッシング詐欺と似た手法が取り入れられていて、宅配便の受け取りや料金の支払いなどを語ることが多いです。

この記事では、スミッシング詐欺の手口に加えて対策方法についてもご紹介します。スミッシング詐欺に引っかからないためにも参考にしてください。


SMSを悪用したスミッシング詐欺が増えている

SMSを利用したスミッシング詐欺が増えています。スミッシング詐欺とは、スマートフォンなどの電話番号に送られてくるSMSを使った詐欺で、配送の案内や身に覚えのない請求などの内容が記載されています。

これらのメールに記載されているURLをクリックすると偽サイトが表示され、内容に従って入力したことで個人情報を抜き取られるリスクがあるのです。スミッシング詐欺は、このような誘導方法でIDやパスワードなどの情報を抜き取る手口を使います。現在スミッシング詐欺が急増し、2026年度には100億通以上のSMSが送信される見通しが出ているのです。


不在通知を騙った事例

スミッシング詐欺の代表的なものとして、不在通知を騙ったものが横行しています。これは大手配送会社の名前を語り、不在通知から再配達の手続きができると見せかけて電話番号やメールアドレスなどの個人情報を入手したり、IDやパスワードを入力させてマルウェアと呼ばれる不正アプリをインストールさせたりするものです。

他にも通信サービス事業者を装って利用料金の未払いなどを通知し、記載されているURLをタップして不正アプリをインストールさせる事例もあります。不在通知以外にも、このようなスミッシング詐欺には気を付ける必要があるでしょう。


スミッシング詐欺の対策方法

このようなスミッシング詐欺はどのように対策を講じれば良いのでしょうか?スミッシング詐欺はとても巧妙になっていて、気が付かない可能性も考えられますが、最初に怪しいSMSを見極めるポイントを知っておきましょう。

例えば、SMSの送信元が見慣れない番号や短い番号だった場合は警戒してください。また、「至急お支払いください」や「アカウントが停止されます」などの不安を煽るような文言や内容はスミッシング詐欺の可能性が高いことも知っておきましょう。

他にも不自然な日本語や誤字脱字、見慣れない漢字の使い方などにも注意してください。海外から翻訳アプリを使ってメッセージを送っている可能性が高いです。少しでも違和感があるSMSは相手にしないようにしましょう。

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