インターホン詐欺に注意しよう!手口や対処法をご紹介
詐欺師は様々な手を使い、騙して金銭や情報を奪おうとしてきます。インターホン詐欺もその1つであり、老若男女問わずターゲットになり得るため、注意が必要です。 この記事では、インターホン詐欺の手口や対処法を …
「薬物事件なんてテレビや新聞の中での話。自分には関係ない」と思っている方も多いでしょう。しかし、薬物犯罪は私たちが思っている以上に世の中に広まっているのです。
そこで今回は、最近発生した薬物犯罪の事例や、意外と身近に薬物犯罪が蔓延していることを示すデータについて紹介します。
7月21日、関係者への取材により、北海道警察は74歳の男性を覚醒剤取締法違反の容疑で逮捕していたことが明らかになりました。関係者の話によると、逮捕された男性は暴力団の幹部であり、末端価格が1千万円相当になる量の覚醒剤を所持していたとのこと。警察はこの覚醒剤が組織的に販売されていたのではないかと考え、捜査を進めています。
逮捕のきっかけになったのは6月9日、容疑者が覚醒剤を所持している現場を押さえたこと。警察は男性を現行犯逮捕し、本人や関係者のマンションを調べたところ、販売目的と思われる覚醒剤が多数発見されました。
6月16日には合成麻薬を密売した容疑で、京都府警は19歳の少年を逮捕しました。少年はSNS上で客となる人物を探し、郵送で合成麻薬を販売していたとのこと。逮捕時の容疑は、合成麻薬1錠を7,500円で20代男性に郵送で送ったことでした。この事件のように、未成年者が薬物犯罪に加担していることも決して珍しくないのです。
また、国立精神・神経医療研究センターが実施した大麻に関する調査でも驚きの結果が出ています。この調査によると、過去に1度でも大麻を経験したことがある人の数は推定で160万人以上。このデータから、日本人の1%以上が大麻を吸った経験があるといえます。
自分や子供を薬物から守るには、薬物の恐ろしさを知ること・教えることが何より重要です。一度でも薬物に手を付けてしまうと、脳の機能が破壊され、正常な判断ができなくなったり幻覚や幻聴を見聞きしたりといった影響が出ます。自分の意志で薬物を止めようにも、そもそも脳の機能がおかしくなっているので意志の力でなんとかできるものではありません。なんとか医療の力を借りて元の生活ができるようになっても、フラッシュバックと呼ばれる急激な幻覚・焦燥感・薬物への欲求が襲います。どんな治療を行っても薬物乱用の害を完全に消し去ることはできません。このような危険性を繰り返し意識し、子供にも伝えていくことが薬物犯罪から身を守る最も重要なポイントです。