自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
スマートフォン、スマートウォッチだけにとどまらず、外出先からの遠隔操作も可能な「スマート家電」、透明度を変更できる「スマートガラス」、愛犬の健康管理ができる「スマート首輪」など、様々な「スマート○○」が登場している現在。最近では「スマートホーム」というものも現れています。
そもそも「スマート○○」とは、基本的には「IoT化」されたモノを指す言葉。「IoT」とは何かというと「Internet of Things」、つまり「モノのデジタル化、ネットワーク化」のことです。
スマートホームとは、家電やセキュリティ、カーテン、電気の消費量などをインターネットでつなぎ、制御することができる仕組みを備えた家のこと。例えば、今年5月にappleが公開したスマートホームの動画では、スマートフォンに話しかけるだけで鍵が開いたり、カーテンがオープン。音楽も話しかけるだけでオンにでき、「ダイニングテーブルの照明を25%にして」とスマホに伝えればその通りに明るさを落としてくれます。
日本でも経済産業省を中心に実証実験が始まっていて、5月24日には各ハウスメーカーや電機メーカーなどを集め検討会が立ち上げられました。この検討会の報道で話題になったのが、外出時のスマートホームの活用法です。
報道によると、これから行われる確証実験ではマンションのインターホンをスマートフォンに接続し、来訪者の映像を確認して施錠・解錠を可能にする実験が行われるそう。この仕組みを使って、配達物を屋内の指定した場所に置いてもらうサービスなどにつなげるとのこと。
これには「できるようになったらすごくありがたい」「どんどん便利になるんじゃないか」という声が上がる一方で、「セキュリティ面で問題ありそう」「これやるなら玄関を二重にするくらいじゃないと犯罪天国になる」「これは家の中にも監視カメラがないとだめですね」と否定的な意見も少なくありません。
自宅がまるごとスマートホームになり、鍵も遠隔操作できるようになるにはまだ時間がかかるかもしれませんが、ホームセキュリティができるアプリは既に登場しています。携帯キャリアのsoftbankからは、窓やドアにセンサーを設置し、外出設定中に異常を検知すると携帯電話に知らせてくれるというサービスも。子どもが帰宅した時にメールが送られてきたり、離れて暮らす家族が一定期間一度もドアを開けていないと通知してくれるという機能も付いています。
窓やドアに設置したセンサーが振動や衝撃、開閉を感知してアプリに通知するサービスは他にもリリースされていて、製品が設置された場所に不法侵入された場合に見舞金が出る制度を設けているところも。外出時には欠かせないスマホでセキュリティが強化できるとあれば、一度試してみるのも良いかもしれません。