自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
広く防犯を呼びかけるために、警察は様々なキャンペーンや企画を展開。
現在は人気アニメ『けものフレンズ』(テレビ東京系)とのコラボを開始しており、ネット上で大きな反響が上がっているようです。
『けものフレンズ』とは、1月から3月にかけて放送されたアニメ。
サーバルキャットやフェネック、アライグマといった動物を擬人化したキャラクターたちの冒険を描いています。尻尾や動物の耳がついた可愛らしい女の子のキャラクターと「すっごーい」「たーのしー!」「君は○○なフレンズなんだね!」といった明るくポジティブな決まり文句が特徴。
アニメ放送時は、口にするだけで何故かハッピーな気分になるセリフを真似するファンが続出し、ネット上でも「風邪気味。けどなんか… たーのしー!」「君はいつも遅刻しちゃうフレンズなんだね! すっごーい!」といった“けもフレ語”が溢れかえる事態に。
また最終回直前に「ニコニコ生放送」で行われた「振り返り一挙放送」には270万人のコメントが寄せられ、ニコニコ生放送のアニメ放送史上、最多の記録を更新。人気の高さを見せつけました。
そんな『けものフレンズ』とコラボを開始したのは、警視庁向島署。
向島署はオレオレ詐欺の被害をなくすために、5月9日から1カ月間、警察署内や管轄内の鉄道駅、墨田区内循環バス車内に『けものフレンズ』とコラボしたポスターを掲示しているほか、署でチラシと名刺を配布中です。
また「すっごーい!」といつものセリフを発する人気キャラクターのサーバルと、“警視庁犯罪抑止対策本部”のマスコットキャラクター「テワタサナイーヌ」のイラストも大きく載っており、「テワタサナイーヌとサーバルちゃんが並んでるなんて神コラボだわ!」と興奮の声が続出中。
このチラシを欲しがる人は多く「警察署に行って、けものフレンズのチラシ貰ってきた! 3枚くれたからケモナー仲間に配ろう」「けもフレに目をつけるとはいいセンス。私も周知するのだ!」といった声が続々。
『けものフレンズ』の人気が警察署とのコラボ告知に一役買っているようです。
アニメと防犯対策のコラボはこれまでに幾度も行われ好評を博してきました。
昨年には人気アニメ『アイカツ!』(テレビ東京系)と、「警視庁犯罪抑止対策本部」が運営する防犯アプリ「Digi Police」がコラボ。防犯ブザー、警察署の検索などの機能と、キャラクター収集ができる機能などが入っており、「防犯」と「娯楽」の要素を兼ねた内容が「斬新すぎる」と話題になりました。
また今年2月にはアニメ映画『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』が内閣サイバーセキュリティセンターとコラボ。
アニメで仮想現実世界の事件を解決している主人公のキリトが、このコラボで「サイバーセキュリティ調査官」に任命され、サイバー攻撃などについて周知したことで「アニメが現実に…!」と興奮したファンも多かったようです。
若者世代に対して大きなアプローチになっている防犯対策とアニメのコラボ。
今後はどんな作品とのコラボで若い世代の防犯に対する関心を集めていくのか、注目していきたいですね。