自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
死亡事故も発生しているあおり運転。ニュースで大々的に取り上げられた事件ということもあり、あおり運転の取り締まりはだんだんと強化される傾向にあります。
今回はあおり運転から逮捕につながった事件を紹介するとともに、あおり運転の取り締まり状況や被害を防ぐ方法について解説します。
7月14日、福岡県警は40代男性の暴力団組長を強要と脅迫の容疑で逮捕しました。警察の発表によると、容疑者は2月29日の昼頃、福岡市内の路上で40代男性が乗るトラックの前に割り込み無理やり停車させたとのこと。その後、トラックの運転手に対し「会社の責任者を呼べ」などと脅迫し、駆けつけた40代の社長に対しても「仕事をできなくしてやるぞ」と脅迫しました。容疑者がトラックを停車させた理由は信号待ちのトラックが容疑者の進路を妨げていたこと。クラクションを鳴らしたり車間距離を詰めたりといったあおり運転を繰り返していました。容疑者は警察の調べに対し黙秘しているといいます。
今年の6月、道路交通法の一部が改正され、あおり運転に関する罰則が定められました。これまではあおり運転に対する罰則がなく、車間距離保持義務違反や危険運転致死傷罪などが適用されていましたが、今回の改正によりあおり運転として取り締まることが可能となります。例えばパッシングや割り込み運転、幅寄せや急ブレーキといった運転をすると3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられます。さらに免許取り消しの行政処分が下るなど、これまでと比べて非常に厳しいルールとなりました。
警察もあおり運転関連の事件が相次いでいることを問題視しており、警察庁の公式サイトでも指導や取り締まりを強化していく方針だと公表しています。
交通トラブルは、どれだけ自分が気をつけていても巻き込まれてしまう恐れがあるものです。目撃証言がなければ、たとえあおり運転の被害に遭ったとしても、やった・やってないという水掛け論になってしまうでしょう。
そこでおすすめしたいのがドライブレコーダーを搭載することです。ドライブレコーダーがあれば、万が一あおり運転の被害に遭っても物的証拠が残ります。加害者が逃走したとしても、ドライブレコーダーの記録を見ればどの車かはすぐに分かるため、速やかな犯人逮捕につながるでしょう。ドライブレコーダーを搭載している車だと分かれば、そもそも危害を加えられることも少なくなります。被害を未然に防ぐためにも、この機会にドライブレコーダーの導入を検討してはいかがでしょうか。