防犯のすゝめ

コロナ禍で急増する副業詐欺!怪しい業者を見分けるには?

新型コロナウイルス流行の影響もあり、本業とは別の収入を確保しようと、副業を始める人が増えています。そんな世間の副業に対する関心の高まりに注目し、副業詐欺に手を染める詐欺師の数も急増しました。
今回は副業詐欺が増加する背景を説明するとともに、典型的な副業詐欺のパターンについても紹介します。

副業に関心を持つ人が増えた

これまで副業詐欺というと、学生などの若者が中心でした。ところが、最近は副業に関心を持った社会人をターゲットにする詐欺事件が増えています。新型コロナウイルスの流行で職を失い、なんとか仕事を探そうとしているうちに副業詐欺に引っかかってしまう人も少なくありません。
具体的な被害の例としては、ねずみ講への勧誘やポイントサイトへの誘導、中身のない悪質な情報商材などが挙げられます。正常な判断ができているうちは「引っかかるわけがない」と思うものですが、生活が困窮しているなど、心に余裕がなくなっているときにはつい騙されてしまうのです。

なぜ副業詐欺に騙されてしまうのか

外出自粛により、家でスマホを見る時間が増えたのも副業詐欺の被害が増えている理由の一つです。誰が見ても怪しい広告・怪しい投稿だったとしても、接触する回数が多くなると「もしかすると本当に稼げるのかも?」と考えるようになります。
また、ちょっと試しにやってみるかという気持ちで始めたものの、気がついたときには後に引けなくなってしまっていたというケースもあります。中には、騙されるだけでなく詐欺の受け子にされるなど、知らないうちに犯罪に加担させられてしまうこともあるので注意しましょう。

副業詐欺の手口

副業詐欺の多くは、TwitterやInstagramなどのSNSを用いているケースが多いです。「誰でも簡単に稼げる」「1日30分の作業でいい」といった誘い文句で勧誘し、多額の教材費や登録料を請求します。現金を騙し取るだけでなく、クレジットカードなどの情報を騙し取ることが目的になっているケースがあることも覚えておきましょう。
見知らぬ相手から儲け話を持ちかけられた場合、まずは詐欺ではないかと疑ってください。美味しい話が向こうからやってくることはありません。詐欺師たちはあなたに考える隙を与えないように「今だけのサービスです」などと、言葉巧みに誘い込むでしょう。ここで焦らず冷静になり、家族や友人に相談することが被害防止につながります。
万が一騙されたと思ったら、すぐに国民生活センターや消費者ホットライン、警察や弁護士に相談することを検討してください。

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