自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
防犯ブザーを持っているという人は、意外に多いものです。しかし、いざというときにブザーを鳴らせるかといえば、自信がないという人も少なくありません。ここでは、スマートフォンを振るだけでブザーが鳴る防犯アラームについて紹介します。
新一年生に地域で防犯ブザーを配布するなど、防犯ブザーによる犯罪被害防止対策は一層力が入れられています。それでも、昨今は子供や女性が犯罪被害に遭う事件のニュースが増えています。つまり、防犯ブザーを持っていても有効活用できていない可能性が高いのです。
そうはいっても、いざというときにとっさに防犯ブザーを鳴らせるでしょうか。そんな不安を感じて、防犯ブザーを持つことにためらっている人もいるかもしれません。防犯ブザーを鳴らしたことで助かっているケースも多く、ブザーを持つこと自体は効果的といえるでしょう。ただ、ブザーを鳴らすためにはピンを引いたりボタンを押す必要があり、危険に直面したときにそのような動きができる人ばかりとは限りません。
その点、スマートフォンのアプリとして登場した撃退アラームは、スマートフォンを振るだけで大音量のアラームが鳴り響くのが便利です。襲われた驚きで声を出せなくても、アラームが鳴り響くことによって犯罪者が逃げていく可能性もあります。もちろん、周囲に危険を知らせることもできるメリットもあります。アラーム音の種類には、パトカーのサイレンや女性の悲鳴などがあるのもポイントです。
警察でも、女性や子供が防犯ブザーなどの防犯グッズを携帯することを推奨しています。女性に関しては、所有していても携帯していない、あるいはバッグに入れていてすぐに使用できないといった回答が目立ったというアンケートもあったようです。
いざというときは、いつでも誰にでも起こり得ます。しかも、周囲に響き渡るような大きな叫び声をとっさにあげられるという女性ばかりではありません。むしろ、驚きのあまり声も出ないというケースもあるでしょう。そんなとき、防犯ブザーを持っていれば、声をあげる代わりに役立ちます。性犯罪者には、大声を出されて周囲に見つかることを極度に恐れる傾向があります。だからこそ、防犯ブザーを携帯して、いつでも鳴らせるように持っている必要があるのです。防犯ブザーを見せながら歩いていることで、狙われないという効果にも期待できます。
市販の防犯ブザーには、音の種類を選べるものもあります。実は、助けを求めていると周囲に判別される音量は、85デシベル以上だといわれます。地下鉄の車内の騒音くらいが、この音量に相当します。もちろん、周囲がこの音を聞きつけて助けてあげる、110番通報するなども必要です。
危険な目に遭いそうになったとき、周囲に助けを求める手段として防犯ブザーは有効です。所有したら有効活用することも、重要だと認識しておきましょう。外出するときは、いつも持って歩くくらいの気持ちで役立ててください。