自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
スマホを使った詐欺は中高年層が最も狙われやすいと言われています。年々スマホ詐欺の手口は多様化しているため対策方法もアップデートしていかなければなりません。
今回はスマホ詐欺の手口と予防策について改めて確認していきます。
埼玉県警捜査一課デジタル捜査班の担当者によると「スマホの使い方くらい分かっている」という人ほどスマホ詐欺の被害に遭いやすいとのこと。特にスマホをよく使う中高年は詐欺を軽視している場合が多く、詐欺グループにとってはターゲットにしやすいのだそうです。
若年層よりもSNS投稿やフィッシング詐欺には慣れておらず、スマホの使い方を一歩間違えてしまうことで詐欺に巻き込まれる事例が多く報告されています。中でもパスワード管理を徹底できていない人が目立ちます。誕生日や同じ数字の連続など、誰もが特定しやすいようなものを設定してしまっているため、まんまと詐欺のターゲットになってしまうのです。
スマホ詐欺は全世代で注意すべき犯罪ですが、使い方に自信がある中高年はより一層気をつけなければなりません。スマホ詐欺の手口や対策方法について改めて確認しておきましょう。
スマホ詐欺から身を守るためには一通りの手口を知っておく必要があります。ここでは代表的な事例をいくつかご紹介します。
1つ目はSMSに不在通知を送り偽サイト上で個人情報やパスワードを盗むという事例。お金を騙し取られたりウイルスに感染させられたりします。
2つ目は偽のウイルス警告画面を表示させるもの。高額なセキュリティソフトを購入させられたりサポート契約を無理やり結ばされたりします。
3つ目は登録完了画面が偽物だったという事例。完了画面に表示された電話番号に連絡させて金銭を騙し取られます。
最後に偽物の通販サイトで騙されるパターン。大特価で安売りしているように見せかけて、実は商品が届かない、写真と違うものが送られた、といった詐欺です。
スマホ詐欺に遭わないための対策を2つ紹介します。
まずはパスワード管理を徹底すること。スマホの画面やSIMカードにパスワードロックをかけることを怠ってはいけません。パスワードを設定する際は1234や誕生日など安易なものは絶対にNG。なるべく6桁以上のロングパスワードにし、他人から特定されにくい複雑なものにすることをおすすめします。またパスワードは定期的に変更するとセキュリティが強化されます。使い回ししないことも重要です。
またSIMカードを管理することも忘れないようにしましょう。万が一SIMカードを盗まれた場合、なりすましの被害に遭ってしまう可能性があります。SIMカードには暗証番号を設定することができるので、必ずやっておきたい対策方法の一つです。iPhoneの場合は、設定→モバイル通信→SIM PIN→SIM PINをオンにするとロックをかけることができます。暗証番号をかけておけばSIMカードを盗まれたとしても不正利用を防げます。設定した暗証番号は忘れないように他の場所へ控えておきましょう。