自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
連日、強盗や泥棒などによる被害がニュースで取り沙汰される昨今、危機意識を持っている人も少なくありません。しかし、一方で「怖い」と感じながらも、防犯対策を行っていない家庭も多くあるようです。この記事では、なぜ防犯対策をしない家庭が多いのか、家庭の安全を守るにはどうすれば良いのか、詳しく解説します。
三井住友海上保険が49歳~90歳の子持ち家庭男女500名を対象に行った調査では、7割以上の過程に住宅侵入リスクがあり、さらにそのうちの6割以上が防犯対策をしていないとの結果が出ています。
なお、住宅侵入のリスクがある特徴は以下のような特徴があります。
・自宅の植木や枯れ木の手入れがされていない
・ポストにチラシなどが溜まりがちである
・自宅の敷地内に周囲から死角になるところがある
・5分以内の外出やゴミ出しなどの際、鍵を閉めないことがある
・自宅にいる際、玄関や窓の鍵を開けたままにすることがある(換気などは除く)
セコムの調査によると、治安の悪化や防犯上の不安があるとしながらも、防犯対策をしていない人の割合は6割を超え、昨年を上回るとの結果も出ています。懸念を感じながらも防犯対策をしない家庭が多いのは、なぜなのでしょうか。
理由として最も多かったのは「具体的にどんな対策をすれば良いかわからない」で、全体の半数以上を占める結果でした。次いで「費用がかかる」「住んでいる地域が安全」「「防犯のための手続きや準備が大変」と回答が続きます。
「防犯上の心配がある」「防犯対策をしたほうが良い」と感じながらも、「何をすれば良いかわからない」ことから、防犯対策をしない家庭が多いことがわかります。
いつ空き巣や泥棒の被害に遭うかはわかりません。大切な家族の安全を守るには、日頃から防犯対策を行うことが大切です。以下のような対策をして犯罪を防ぎましょう。
・ドアや窓の鍵は必ず閉める
・留守だとわからないようにする
・不在時や夜間も電気を付けておく
・センサーライトを付ける
ゴミ出しや買い物など短時間の外出であっても、必ず鍵は閉めるようにしましょう。また、いない時や夜間も電気を付けておく、チラシを溜めたままにしないなど、留守だとわからないようにしておくことも大切です。玄関周りにセンサーライトを付けるなどして、防犯性を高め、空き巣や泥棒の被害から大切な住まいや家族を守りましょう。
防犯上の不安を感じながらも、「何をしたら良いかわからない」といった理由から、何も対策をしていない家庭は少なくありません。しかし、泥棒や空き巣の被害に遭わないためには、日頃から防犯を意識すること、防犯対策を施すことが大切です。防犯グッズを活用しながら、侵入されにくい家を目指してください。