自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
防犯対策が重要なのは分かっていても、全部に取り組もうとすれば、その費用も莫大……。
一戸建てにしても、マンションにしても、建物全体の防犯設計から考えないといけないので気が重くなってしまうものですね。
そう考えると建物全体のセキュリティを中途半端に上げようとするよりも、建物の一部を防犯ルームにして、防犯効果を高めるのは費用の面でも合理的です。リビングや寝室を防犯ルームにして、貴重品や金庫も収納スペースに収めるようにすれば、被害も最小限に食い止められます。そのためには、家の財産をどのように保管するのか計画を立てることが重要ですね。
1. 窓には外れ止めのある面格子を付ける。格子はステンレス製か井桁状の強度の高いものを選び、取り付け部分が壁埋め込み式のものが安心。
2. 窓のサッシのクレセントは鍵付きで、上部に補助錠を付ける。または、二重ロック。窓ガラスには防犯合わせガラスを使用。
3. 窓には防犯シャッターを設置。シャッターはロック構造の強度の高いものを選ぶ。
4. 防犯ルームの出入りする扉と枠は頑丈な作りにして、鍵とドアチェーン付きのものにする。できれば、ドアの鍵は指紋認識式か暗証番号式の電気錠がよい。
5. 金庫を設置する場合は、必ず床に固定する。鍵付きの扉であることが基本。
6. 防犯ルームには、電話・非常用ブザー・非常通報装置などを設置。
7. 窓と出入り口には、感知センサーを備え付ける。
8. 火災時の脱出口は必ず確保
ただ、防犯ルームを作るときには、家族間での話し合いが欠かせません。普段のライフスタイルに合わせて、無理のない範囲で防犯効果を高めていくことが大切ですね。
住居はもちろん、住むための空間ですから、あまりに使いずらくなってしまっても本末転倒ですね。また、頑丈な扉の設置を優先してしまうと、インテリア的にもちょっとためらってしまうもの。ですから、基本的には内装を損なわずに、防犯効果を高めることが重要です。
「防犯しなきゃ!」と意気込んでしまうよりも、お部屋のインテリアを考えるついでくらいに取り組めるようになれば、わりと気軽に取り組めたりもするものですよ。
そもそも、保管に戸惑るほどの多額の現金や貴重品を家に置かないことは基本ですね。
銀行に預けたり、レンタルボックスなどを活用してみるようにしましょう。家になければ、そもそも空き巣に入られても盗られようもないものです。絶対に外せない部分だけの防犯効果を強化して、安心な住まいづくりをしてみましょう。
防犯意識を高めていくと、結果的に暮らしやすい住まいを手に入れることにつながりますね。