【越前市】新1年生に向けた防犯教室が開催!子どもの防犯意識を高めよう
これまでは親との行動が日常的だった未就学児が小学校に入学をすると、子どもだけで行動するようになります。登下校時には1人になるケースもあるので、防犯意識を持ってもらうための対策が必須です。 今回は、越前 …
最近、警察官をかたった新手の詐欺被害が相次いでおり、各地の警察署で公安委員会をかたる不審な電話詐欺に注意するよう呼びかけています。中には、実在する警察署の電話番号が表示されるケースもあり、本当に警察からかかってきた電話だと思い込み被害に遭ってしまう方も少なくありません。今回は、公安委員会をかたった詐欺の手口や対策、詐欺被害に遭った場合の相談先などをご紹介します、
警察の管理を行う公安委員会をかたった詐欺は、全国各地で報告されています。神奈川県警生活保安部によると、とある被害者のケースでは「高速道路での違反の確認を行いたい」という理由で、指定された電話番号に折り返すよう留守番電話があったそうです。実際に折り返すと自動音声が流れ、事故に関する担当者につなげるように案内されることが多くなっています。
しかし、本来は警察官が交通事故や交通違反などの確認や聴取を目的に留守番電話を入れたり、折り返しの電話を求めたりするようなことはありません。また、自動音声で応対するような仕組みにもなっていません。公安委員会をかたる電話詐欺では、個人情報や金銭を要求される恐れもあるため、十分注意する必要があります。
詐欺に遭わないようにするためには、電話の相手が本物なのか偽物なのか見極めることが重要です。警察官は電話をかけることはあっても、SNSやビデオ通話で連絡を取ったり、指定した番号に折り返すよう求めたりすることはありません。自動音声での通話はもちろん、金銭を要求することもないため、そのようなケースに該当する場合は偽物と判断してください。万が一公安委員会をかたる電話があった場合は、相手の所属と担当部署、氏名、内線番号を確認した上で、最寄りの警察署に電話することをおすすめします。
特殊詐欺対策サービスを活用するのもおすすめです。このサービスは、通話録音機能付きの端末に録音されたデータをクラウドに転送し、特殊詐欺解析サーバで解析することで、特殊詐欺かどうかを判断し、疑いがある場合に登録した番号やメールアドレスに注意喚起させるサービスとなっています。
もし詐欺に遭ってしまった場合は、警察相談専用電話や消費者ホットラインに相談してみてください。警察相談専用電話は、特殊詐欺はもちろん、DVや悪徳商法など様々な相談を受理する総合窓口です。直接#9110で全国どこからでも相談できます。消費者ホットラインは、最寄りの消費生活センター・消費生活相談窓口の相談員が対応してくれる窓口で、188番でつながります。
詐欺は日々巧妙化しているため、自分は大丈夫と思っていても被害に遭ってしまう可能性があります。被害に遭わないためには、本物か偽物か見極めること、すぐに相談することが大切です。