自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
副業を解禁する企業が増え、本業以外の方法で副収入を稼ごうとする方が増えています。しかし、あまり知識がない人を狙った詐欺も増えているという残念な側面も。実際にどのような詐欺事件が起きているのか、詐欺師に騙されないためにはどうすればいいのかなどについて解説します。
参加するだけで10万円が手に入る。こうした謳い文句で参加者を集め、現金を騙し取った男ら5人が大阪で逮捕されました。警察の調べによると被害にあったのは全国でおよそ3,000人。参加費や運用資金として必要などと騙し、合計で約9億円ものお金を集めたとみられています。
逮捕された男らが犯行に手を染めたのは2017年。4月頃からターゲットを騙すための動画を配信し、参加費などと称して10万円ほどを騙し取ったとされています。犯行メンバーにはそれぞれ役割が割り振られていたとみられ、詐欺を成功させるために相当入念な準備をしていたことが伺えます。
少しでも生活の足しになればという心理を突くため、詐欺師たちは「簡単」「誰でも」といったキーワードを多用します。情報に信憑性を持たせるため「最新の」「秘密の」といった言葉も添えるのも副業詐欺の大きな特徴。情報を小出しにしながら最初は無料の情報提供を行い、その後に高額な商品を買わせたり参加費を請求するのが王道パターンです。
冷静に考えれば分かることですが、誰でも簡単に稼げるビジネスなど存在しません。あまりに夢のような宣伝文句を並べているものはすべて詐欺だと言っても過言ではないのです。「今回限り」「限定の」といった言葉に騙されてはいけません。
副業系の詐欺から身を守るためには、相手が何のために商品やサービスを提供しているのか想像することが一番の対策です。もし誰でも簡単に儲かる方法があるなら、誰にも教えずこっそり自分でやる方が明らかに儲かりますよね。それでも他人に勧めるということは情報を売った方が儲かるから。詐欺師からすればターゲットからお金を騙し取れた時点で目標は達成されるため、実際にお金を振り込んだ途端に連絡が途絶えてしまいます。また紹介された商材やサービスについてリサーチするのも有効な対策。他に騙された人、騙されそうになった人がいれば何かしらの情報が得られる可能性は高いです。ただしあまりにメリットを強調している場合は詐欺師の自作自演である可能性もあるので注意しましょう。