自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
マンションやアパートに住んでいるとなかなか避けられない騒音トラブル。たかが騒音と思う方も多いでしょうが、音の大きさや時間帯によっては相当なストレスを感じる人もいます。騒音に耐えきれなくなった人が隣や上に住む人へ文句を言いに行くことも珍しいことではありません。話し合いによって騒音トラブルが解決すればいいのですが、時には話がこじれ、暴力沙汰になってしまうことも。今回はそんな騒音トラブルを発端とした事件を取り上げるとともに、騒音トラブルに巻き込まれないための対策について紹介します。
10月4日の午前9時頃、大阪府豊中市の路上で1件の殺人未遂事件が発生しました。近くにいた人が警察へ通報し、警察はただちに現場近くへ急行したのだそう。犯人はすぐに取り押さえられ、現行犯逮捕となりました。逮捕されたのは30代の男性。被害にあったのは40代とみられる女性で、頭を負傷していたため病院に搬送されました。警察が発表した情報によると、この事件は騒音トラブルが原因になっていたとのこと。犯人は「殺意はなかった」と証言しているようです。
現場近くに住んでいる住人によると、事件が起きた時間は幼稚園児たちが通園する時間で、子供や保護者が多く出歩いていたといいます。あくまで騒音トラブルが原因とみられている今回の事件ですが、運が悪ければ他の人を巻き添えにした事件に発展していたとしてもおかしくはないでしょう。
たかが騒音トラブルと甘く考えてはいけません。このような事件は過去に何度も起きており、殺人未遂どころか実際に殺人を犯してしまった事件も多数あるのです。騒音トラブルによる事件というと、騒音の被害者側が犯人になるイメージをお持ちかもしれません。しかし騒音トラブルによる事件の多くは騒音を注意した人への逆ギレによるもの。そのため自分が騒音の被害にあったとしても、安易に直接文句を言いにいったりするのはかなり危険な行動だといえるでしょう。
最も良い対策はそもそも騒音トラブルを発生させないことです。常日頃から挨拶を交わしたり、騒音で迷惑をかけていないか気にかけたり、そういったコミュニケーションをとることで近所と良好な関係を築くことが重要です。
万が一騒音トラブルが発生したら、まずは管理会社や大家さんに連絡しましょう。先ほども説明した通り自分で直接連絡するのはかなりリスクの高い行動です。逆上した相手が攻撃してくるとも限りません。