相次ぐ緊縛強盗事件から身を守ろう!狙われにくい家にする方法とは
2024年8月以降、1都3県では強盗事件が相次いでおり、10月末までで16件の事件が確認されています。現在は関東地方を中心に事件が起きていますが、関東地方以外で発生する可能性もゼロではありません。どの …
小学校入学時に自治体から防犯ブザーがプレゼントされることも多いという昨今、防犯ブザーは犯罪から身を守るアイテムとして定着してきました。大人の女性でも持ちやすいオシャレなものやアプリなど、最新の防犯ブザー事情を調査します。
防犯ブザーと言えば、小さな子どもが使うものというイメージが強い方も多いかもしれません。しかし、女性が犯罪に巻き込まれるシーンにおいても、防犯ブザーがあれば状況が違ったかも、ということも少なくないのが現状です。
愛知県警が県内の企業や高校生と協力をして、大人の女性でも携帯しやすい防犯ブザーの開発に乗り出し、注目を集めています。防犯ブザーはパッとみて分かるというものではなく、パスケースと一体型にし、通勤や通学バッグに違和感なく付けられるようなオシャレなデザインに仕上がっています。商品名はパスケースに「助ける」の意味を込めて「Paskel(パスケル)」と名づけられました。8色展開で予約受付を開始、初回生産分は2019年1月発送として準備が進められており、予約の段階で初回生産分が売り切れになっているカラーもあります。
「Paskel(パスケル)」は、デザインがオシャレで新しいというだけでなく、機能面でも大人の女性に受け入れやすいポイントが付加されています。防犯ブザーといえば大音量で遠くの人に自分の危機を知らせるというものですが、大音量がゆえ、目立つことが恥ずかしいと感じる方には使い辛いという面もあります。
「Paskel(パスケル)」には、音量の異なる2つのブザー音が搭載されており、従来の大音量と新機能である、少し音量が控えめのものを状況に応じて使用者が選べるようになっています。音量が控えめのものは電車内でも使用しやすく、痴漢撃退にも効果があるのではと期待されています。遠くの人にまで聞こえなくても、自分の周りの人に少し注目してもらいたいという状況の時に便利です。防犯ブザーは使う人の立場に合うように進化していく時代なのです。
警視庁が防犯に役立つアプリを無料で配布していることはご存じでしょうか?「Digi Police」と呼ばれるアプリで、大変優秀な機能が付いているとして話題を集めています。例えば、犯罪発生情報、不審者情報などを地図上で確認できるほか、警察署の場所が分からなくても近くの警察署までのルートを表示する機能などが備わっています。
中でも便利なのが「防犯ブザー」機能です。アプリを起動し、防犯ブザーのマークをタップするとブザー音が鳴り、再度タップするとブザー音が止まります。Digi Policeの防犯ブザー機能が優れているはそれだけではなく、防犯ブザーを鳴らすと、あらかじめ登録しておいたメールアドレスに防犯ブザーを鳴らしたという通知が届くというところです。大切な人の身に迫る危険を遠くにいても知ることができます。犯罪捜査や通報に繋がることが期待されています。まだ防犯ブザーを持っていないという方は、Digi Policeをインストールしてみてはいかがでしょうか?
防犯ブザーはかつて小学生がランドセルに取りつけて使うものという認識で広まっていました。最近は、より幅広い世代の方が持ちやすく使いやすいように工夫されています。自分の身を自分で守るためのお役立ちアイテム、防犯ブザーを上手に使いこなしましょう。