自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
大阪府内の犯罪・防犯対策に関する情報を届けるスマホアプリが発表されました。便利機能をいつでもどこでも簡単に使えるため、その有効性が期待されています。
今回は大阪府がリリースした「安まちアプリ」について解説するとともに、他県の防犯アプリについても紹介していきます。
2021年3月、大阪府警は犯罪・防犯情報を発信する「安まちアプリ」をリリースしました。市民の安心安全を守るために開発されたもので、犯罪や防犯に関する情報を無料で提供してくれます。防犯ブザーや犯罪マップなど、いざという時の便利機能も備わっており、どんな世代の人にも使いやすいのが特徴。一人でも多くの市民に利用してもらい、あらゆる犯罪被害を減らすことが狙いです。
大阪府民安全対策課によると現在の登録者数は約31万人となっており、順調に市民の間で広まってきているという。しかし10代の若い世代にはまだあまり浸透しておらず、「未成年者の犯罪・被害を防ぐためには、もっと多くの人に知ってもらう必要がある」と話しています。
「安まちアプリ」のメリットはスマホ一台で簡単に防犯対策できる点。子どもから高齢者まで誰でも手軽に活用できるよう、使いやすさにこだわった作りとなっています。
特におすすめなのが「安まちメール」という大阪府独自の機能。犯罪発生情報と防犯対策情報をリアルタイムで受信し、ひったくりや青少年犯罪を未然に防ぐことに役立ちます。通知時間や登録地区を自由に選べるので、ご自身に必要な情報だけをキャッチすることが可能です。
その他にも防犯マップ、防犯パトロール、痴漢撃退・防犯ブザーといったお役立ち機能が満載。情報提供だけにとどまらず、万が一犯罪現場に出くわした時にも活用できるサービスが提供されています。ひったくり事件が多発している大阪府では特に有効活用できること間違いなしです。
お得な割引クーポンを配信している点も「安まちアプリ」ならではの特典。無料でダウンロードできるので、この機会にぜひ使ってみましょう。
防犯スマホアプリは大阪府だけでなく全国の警察や自治体からもリリースされ始めています。
福岡県警察は「みまもっち」という防犯対策のアプリを配信中。防犯ブザーや110番通報機能を備えており、いざという時に役立てることができます。さらに防犯情報お知らせ機能や防犯対策学習機能なども搭載。可愛いキャラクターが設定されているため、若い世代でも使いやすいよう工夫されています。
岐阜県では地域の安全を見守ることを目的とした防犯アプリを発信。警察施設へのルート表示、防犯情報の地図表示、プッシュ通知といった基本的な機能をしっかり備えています。自主防犯活動をゲーム感覚で楽しめるのも魅力の一つ。アプリ内でキャラクターが進化・昇任していくワクワク感も味わえます。
今後はもっと多くの自治体から防犯アプリがリリースされていくでしょう。日頃から身の安全を守るため、ご自身の住む都道府県からアプリが配信されているかどうかチェックしてみて下さい。