相次ぐ緊縛強盗事件から身を守ろう!狙われにくい家にする方法とは
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妊娠させたと嘘をつき、中絶費用や慰謝料を騙し取る詐欺が増加しています。突然の出来事に驚き詐欺と疑わない人が多いようです。
この記事では妊娠詐欺の具体的な内容と対策方法を紹介していきます。
2023年4月、千葉県警は船橋市在住の80代男性が妊娠詐欺に遭っていたことを発表しました。
容疑者は被害男性の長男を装い「女性を妊娠させたので示談金を送ってほしい」といった嘘の電話を複数回かけていたとのこと。男性は詐欺を疑うことなく指示された金額を引き出し、松戸市の路上で容疑者に100万円を手渡してしまいました。現金を引き出す際、金融機関から100万円の使い道を尋ねられましたが、被害者男性は「生活費」と答えていたようです。
その後、被害者の妻が実の長男に確認したところ、詐欺であったことが発覚しました。
容疑者は20代の痩せ型、身長は165cmほどで茶色の上着と黒い長ズボンを着用していたとのことで、警察は捜査を続けています。
妊娠詐欺または中絶詐欺とは、妊娠したことを装って中絶費用や慰謝料を騙し取る手口のことです。また、他人の子にも関わらず「あなたの子どもを妊娠した」と嘘を言うケースや、高齢者に対し「女性を妊娠させてしまった」と示談金や慰謝料を求めるケースもあります。
昔からある手口ですが、近年はSNSやマッチングアプリなどの流行から異性と出会う機会が増え、再度被害が増加している詐欺の一つです。
代表的な手口は以下のような流れです。
・SNSやマッチングアプリなどから会う約束をする
・お酒などで意識を鈍らせ、ホテルなどへ行くよう誘導する
・安全日などと言い相手を安心させ、肉体関係を持つように誘導する
・1〜2週間後に「大丈夫だと思っていたけれど妊娠した」と中絶費用や慰謝料を請求
・支払いを拒否すると「家族や職場にバラす」と脅す
真実と思わせるために、インターネットから拾ってきた他人のエコー写真などを用意する詐欺師も多いようです。
詐欺被害に遭わないためには、よく知らない相手と肉体関係を持たないようにするのが1番です。妊娠詐欺だけでなく美人局や条例違反など、さまざまなリスクを負うことになる可能性があります。
また、SNSなどで知り合った人には簡単に個人情報を教えないことも大切です。会社名や家族構成などは脅迫の材料に使われるかもしれません。
肉体関係を持つような状況になった場合でも、避妊具は必ず装着するようにしましょう。
万が一妊娠と告げられて高額な費用を請求された場合は、否定や無視するのではなく、早めに弁護士に相談するのがおすすめです。専門家であれば詐欺かどうかを素早く判断し、その後の対応を適切にサポートしてくれます。