自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
最近では無料通話アプリを利用する人も多くなっていますが、危険が潜んでいることはご存知でしょうか?
この記事では、無料通話アプリの危険性やLINEの通話機能を安全に使用するための注意点を紹介していきます。
2023年4月、通話アプリを悪用した詐欺罪により、カンボジアの特詐欺グループ複数名が逮捕されました。逮捕されたのは主犯格である岡本容疑者をはじめ、25〜55歳の19名です。
犯罪に使用されたのは「グランドワイヤー」という通話アプリ。容疑者らはNTTドコモの社員を装い、未払い料金があります、といった内容のショートメッセージを被害者へ送信していました。その後、通話アプリを使って電話をかけ、電子マネー「ビットキャッシュ」を購入するよう誘導しています。
電話番号の頭が「03」や「06」で始まっていたため、被害者は偽物を疑うことなく指示に従ったとのこと。詐欺グループがアジトとしていたカンボジアは、送金やマネーロンダリングがしやすい「犯罪の温床」であったために重大な犯罪が実行されてしまったと警察は話しています。[SO/大1]
最近ではLINEなどの無料通話アプリを使用する人が多く、子どもから高齢者まで幅広い世代に流通しています。岡山県を例に挙げると、スマートフォンを所有する高校生の約95%が無料通話アプリを利用しているとの調査結果が出ています。
手軽なやり取りが可能で便利なサービスですが、使い方を誤ると重大なトラブルに巻き込まれる可能性もあります。実際に起きているトラブル例は以下のとおりです。
・知らないうちに個人情報や相手のプライバシーを公開してしまった
・いつでもどこでもやり取りができるため、生活習慣が乱れる
・スマートフォンを見ていないと不安になる依存症を引き起こす
・頻繁なやり取りを相手に求めすぎて人間関係が崩れる
・既読スルー、未読スルーなどでいじめが発生する
・知らない人との出会い
・アカウントのなりすましや乗っ取り
さまざまな無料通話アプリがありますが、最も多く利用されているのはLINEです。ここではLINEの無料通話を安心・安全に利用するためのコツを紹介していきます。
1.友だち追加の設定を見直す
アドレス帳に登録されている人を自動でLINEの友だちに追加する機能があります。電話番号は知っていてもそれほど親しくない人でも、自動で「友だち」として追加されてしまうので注意しましょう。「友だちへの追加を許可」もオフにしておけば、自動で追加されるのを防げます。
2.IDを検索させないようにする
より安全性を高めるには「IDの検索を許可」をオフにしておきましょう。オンにしていると知らない人からIDを検索され、気付かないうちに友だち追加されているかもしれません。プロフィール写真などプライベートな情報を見られたくない人は必須の設定です。
3.ブロック機能を活用する
LINEでは友だちを削除することはできないため、やり取りをしたくない場合は「ブロック」機能を使うようにしてください。ブロックすることで相手からの通話やメッセージを拒否できます。