自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
今やセクハラの意味を知らない人はいないといってもいいでしょう。社員が気軽に相談できる窓口を設置するなど、企業はセクハラをはじめとしたハラスメント問題についてさまざまな対策を行っています。ところが、最近は社員から就活生に対するセクハラが問題になっています。つい先日も社員から就活生に対してわいせつ行為を行ったとして逮捕者が出てしまいました。今回はこの事件について紹介し、もし就活の中でセクハラやわいせつ行為に巻き込まれそうになったらどう対処するべきかについても紹介します。
2月18日、就職活動中の女子大生に対して強制的にわいせつ行為を行ったとして大手ゼネコン会社の社員が逮捕されました。加害者と被害者が知り合ったのはスマートフォンのアプリ。このアプリは社会人と就活生をマッチングするもので、OB訪問など就活を助けることを目的に作られたものです。加害者は被害女性に「家で詳しく説明するから」などと説明し自宅へ連れ込み、ここで犯行を行うに至ったとのこと。加害者はこの事件以外にも複数の犯行を行っていたのではないかと余罪を追及されています。
就活を進める中でセクハラ被害に遭うことは決して珍しいことではありません。ビジネスニュースサイト「Business Insider Japan」が実施したアンケートによると、回答した就活生のうち約5割が何らかのセクハラを受けていたとのこと。セクハラを受けた場所はカフェやレストラン、カラオケの個室や自宅などさまざま。体を触られる、心無い言葉をかけられるなどのセクハラを受け、就活をまともに続けられなくなってしまったという声もあがっています。セクハラを受けた時の状況として多かったのはOB訪問が最多。面接中やインターンシップ中に被害に遭った方も多く、そのほとんどが選考・内定を辞退しているといいます。
就活生は面接を受ける側、社員は面接をする側という関係上、どうしても就活生の立場は弱くなりがち。下手な対応をすることで厄介事に巻き込まれてしまうかもと感じてしまうのも無理はないでしょう。しかし声をあげなければ誰も助けてはくれません。特定の社員からセクハラを受けているのであれば他の採用担当者に相談してみると良いでしょう。いつどんな被害を受けたか詳細に書き出して報告してみてください。まともな企業であれば面接をやり直してもらうなどの対応をしてもらえるはずです。