防犯のすゝめ

年末年始は要注意!冬の防犯対策

年末年始の長期休暇を利用し、実家へ帰省したり海外旅行したりする人も多いと思います。同時に、年末年始は、旅行や帰省の準備資金やクリスマス・お年玉の兼ね合いで、多くのお金が家に置いてある時期です。自宅を留守にすることも多いのにたくさんのお金が自宅にある、年末年始の防犯対策をご紹介します。

空き巣に入られやすい家の特徴

冬はほとんどのご家庭で窓を閉め切っています。そのため、泥棒が盗みを働く場合、留守宅を狙ったほうが効率的です。空き巣に狙われる可能性が高い時期のため、出かけるときにスキを作らないようにしましょう。

空き巣が入りやすい家のポイントは、外から見たときに死角が多く、家の前から玄関や窓が見えにくいことが多いです。また、すぐそばに足場となるもの(エアコンの室外機や自転車、バケツなど)がある物件も、ターゲットにされやすいでしょう。この時期だと、灯油のポリタンクを出しっぱなしにしているなどは、泥棒からすると足場が増えたと見られてしまいます。

また、冬は日照時間が短いため、泥棒にとって侵入しやすい時間が増える時期です。たとえば、ライトで明るく照らされた家は目立つため、泥棒が警戒して侵入を諦めます。常に電気が点くライトもよいですが、電気代が気になる人は、人感センサーのついたライトを設置するのもよいでしょう。

ご近所付き合いは最大の防犯

空き巣が侵入を諦める一番の理由は、「周囲からジロジロ見られること」という意見もあります。泥棒が空き巣に入る家を下見しているとき、周囲が不審な目で見ると、その家への侵入を諦めるそうです。また、近所の人からの情報提供も得られるため、住民が防犯対策をできます。空き巣リスクを未然に防げるのです。

ご家族の場合は周囲とあいさつする機会も多いため、ご近所付き合いは難しくないと思います。しかし、独身でご近所とコミュニケーションを取るのは少し勇気が必要でしょう。もしマンションに住んでいるなら、管理人さんとだけでもいいので、挨拶をするようにしてください。管理人さんとのやりとりがスムーズになって、泥棒が下見していたことを教えてくれるはずです。

ちょっとした油断やスキが原因で、空き巣被害に遭うことは多々あります。特に年末年始は泥棒にとって書き入れ時なので要注意です。通帳や印鑑など、大切な資産をご自宅に置いている人は、あらためて空き巣対策ができているかを考え、ご自宅の防犯を見直してみましょう。

人気の防犯グッズ











資料請求・ご相談フォーム

この記事に関連する記事

防犯のすゝめ

QRコードを偽装した「クイッシング」とは?犯罪の手口や注意点を解説

現在、クイッシング詐欺が横行しています。とても便利な手段であるQRコードを使ったものです。この記事では、クイッシング詐欺がどのような手口か、引っかかった場合にどうなるのかなどと併せて対策方法についても …