相次ぐ緊縛強盗事件から身を守ろう!狙われにくい家にする方法とは
2024年8月以降、1都3県では強盗事件が相次いでおり、10月末までで16件の事件が確認されています。現在は関東地方を中心に事件が起きていますが、関東地方以外で発生する可能性もゼロではありません。どの …
年末年始の長期休暇を利用し、実家へ帰省したり海外旅行したりする人も多いと思います。同時に、年末年始は、旅行や帰省の準備資金やクリスマス・お年玉の兼ね合いで、多くのお金が家に置いてある時期です。自宅を留守にすることも多いのにたくさんのお金が自宅にある、年末年始の防犯対策をご紹介します。
冬はほとんどのご家庭で窓を閉め切っています。そのため、泥棒が盗みを働く場合、留守宅を狙ったほうが効率的です。空き巣に狙われる可能性が高い時期のため、出かけるときにスキを作らないようにしましょう。
空き巣が入りやすい家のポイントは、外から見たときに死角が多く、家の前から玄関や窓が見えにくいことが多いです。また、すぐそばに足場となるもの(エアコンの室外機や自転車、バケツなど)がある物件も、ターゲットにされやすいでしょう。この時期だと、灯油のポリタンクを出しっぱなしにしているなどは、泥棒からすると足場が増えたと見られてしまいます。
また、冬は日照時間が短いため、泥棒にとって侵入しやすい時間が増える時期です。たとえば、ライトで明るく照らされた家は目立つため、泥棒が警戒して侵入を諦めます。常に電気が点くライトもよいですが、電気代が気になる人は、人感センサーのついたライトを設置するのもよいでしょう。
空き巣が侵入を諦める一番の理由は、「周囲からジロジロ見られること」という意見もあります。泥棒が空き巣に入る家を下見しているとき、周囲が不審な目で見ると、その家への侵入を諦めるそうです。また、近所の人からの情報提供も得られるため、住民が防犯対策をできます。空き巣リスクを未然に防げるのです。
ご家族の場合は周囲とあいさつする機会も多いため、ご近所付き合いは難しくないと思います。しかし、独身でご近所とコミュニケーションを取るのは少し勇気が必要でしょう。もしマンションに住んでいるなら、管理人さんとだけでもいいので、挨拶をするようにしてください。管理人さんとのやりとりがスムーズになって、泥棒が下見していたことを教えてくれるはずです。
ちょっとした油断やスキが原因で、空き巣被害に遭うことは多々あります。特に年末年始は泥棒にとって書き入れ時なので要注意です。通帳や印鑑など、大切な資産をご自宅に置いている人は、あらためて空き巣対策ができているかを考え、ご自宅の防犯を見直してみましょう。