自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットとは?
近年、安心した街づくりの一環として自治会や町内会で防犯カメラの設置を行うところもあります。ここでは、自治会・町内会で防犯カメラを設置するメリットについて解説します。 自治会・町内会は地域防犯の役割も担 …
警察庁の発表によると、子供への性被害件数は年間1,000件以上に上るとされています。もちろんこれはあくまで認知されている被害件数。被害者が言い出せていない・発覚していないような事件も含めると、もしかすると実際の件数はこの数倍になっているかもしれません。
性被害については子供がいるのであればどんな家庭でも決して無視できる問題ではありません。我が子を性被害から守るためには一体どうすればいいのでしょうか?
最近は小さな子どもにもスマートフォンを持たせる親が増えています。スマートフォンがあれば、当然ながら子供は親の目の届かないところでも知らない人とコミュニケーションが取れるようになりますよね。便利な時代になったのは良いことですが、中には悪意を持って子供に近づいてくる人だっています。2017年の一年間ではSNSを通して事件に巻き込まれた子供は1,813人になるとのことです。
今の時代はスマートフォン等を使い、ネットを通してコミュニケーションを取るのが当たり前。単純に子供にスマートフォンを持たせなければいいという問題でもありません。そこで子供に身につけさせたいのが、自分で考え危険を避ける能力。単に使い方だけ教えるのではなく、自分の身を守るためにはどうすればよいのかというリテラシーを身につけさせる必要があります。
性被害というと、あなたはどのような事件をイメージするでしょうか?知らない人に声を掛けられてついていく、人通りの少ない場所で襲われるというイメージを持っている方が多いかもしれません。しかし、実は性被害は身近な人から受けることの方が多く、割合にするとおよそ6割。信頼できるはずの教員やボランティア、仲の良かったご近所さんや親戚などが犯人になっている場合もあるのです。
知っている人が加害者になっていると、警戒心の強い子供でもつい気を許してしまうもの。知識がないために被害を防ぐことができなかったり、そもそも被害にあっていることに気づかないという場合もあります。
ここまで説明してきたように、小さな子どもであっても性被害に合うケースは多く、どんな子供でも被害に合うリスクがあります。性被害を防ぐには小さいうちから子供に性教育しておくのが重要。学校での教育を待つだけでは遅いため、家庭でも自主的に教育していくことも必要です。
性の話をするのは気恥ずかしく、話すきっかけが取れないという方も多いでしょう。それでも性被害に遭うリスクを軽減させるためと思えば実践しない手はありません。ためらいを捨て、子供へ性教育について教育する時間を積極的に設けていきましょう。