防犯のすゝめ

引っかからないで!スマホでお小遣い稼ぎの怖い罠

「スマホで楽々お小遣い稼ぎ」「スキマ時間で楽々高収入」最近このようなうたい文句を使い、スマホを使って家にいながらお小遣い稼ぎができるという内容で、詐欺が横行しています。具体的にどのような内容なのかチェックしてみましょう!

スマホで稼げるとうたい文句で、高額の請求

「スマホで楽々!空いた時間に高収入」そんな謳い文句で在宅ワークの求人が出ているのを見かけたことはありませんか?最近横行しているスマホでお小遣いが稼げると誘う詐欺の一種です。どのようにしてお小遣いが稼げるのか?と問い合わせをした時点で、もうそれは詐欺の罠にハマりかけている状態です。注意しましょう。

この詐欺は、問い合わせで電話やLINEをしてきた相手に、スマホで稼ぐための詳細として情報商材を購入させます。多くの場合、「せどり」と呼ばれる、中国から品物を仕入れてECサイトで売るという内容になりますが、手元に届く情報商材には儲けを出す方法の詳細が記載されておらず、うまく儲けられないようなからくりになっています。さらに問い合わせをすると、より高額な商材を購入するようにすすめられ、結果、支払った金額が詐欺の手に渡るだけという現実に行き着きます。

「スマホでお小遣い稼ぎ」はここに注意

子どもが小さい、体調が悪い、親の介護があるなど在宅ワークをしたい人はたくさんいます。そんな状況に漬け込むこの詐欺には、どのような点で注意すれば良いのでしょうか?まずは、スマホを使って短時間に高収入という、誰もが望むような甘いお小遣い稼ぎはないという現実をしっかりと理解しておきましょう。副業やアルバイトをスタートしたいときに、最初に教材費や登録料などお金がかかるものは怪しいと警戒することをおすすめします。LINEを使用して連絡を取り合うなど、相手の所在が分かりにくいものにも気を付けた方が良いでしょう。

消費者庁が注意を呼び掛けています

消費者庁の発表によると、2018年にはこの「スマートフォンをタップするだけでお金が稼げる」といううたい文句で、約6000人から約6億4000万円を集めた会社もあるとして、事業者名を公表し注意喚起を促しています。万が一問い合わせをしてしまった場合は、その場で返事や連絡先の公表をせずに、一度話を取りやめ、身近な人や消費者ホットライン、国民生活センターへ相談することをおすすめします。一人で話を進めないことや、冷静になる時間を作ることが詐欺予防に役立ちます。

簡単に高収入を得たいとは多くの人の理想ですが、その理想につけ込んだ詐欺が後を絶ちません。「スマートフォン」は便利な道具ですが、その便利さを詐欺に利用されることも多いものです。自分だけは大丈夫と思わないで、詐欺に遭わないように情報のアンテナを研ぎ澄ませておきましょう。

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