防犯のすゝめ

強盗対策に防犯カメラは必須。効果を高めるにはダミー防犯カメラの設置もおすすめ

相次ぐ強盗事件を受け、通常の防犯カメラに加えてダミー防犯カメラの需要も高まっています。より一層セキュリティ体制を整えるには必須のアイテムなので、ぜひこの機会にチェックしておきましょう。

今回はダミー防犯カメラの特徴や設置方法について解説します。


相次ぐ強盗事件で防犯カメラの需要が急増

近年、強盗事件や空き巣が急増しており、施設だけでなく一般家庭にも防犯カメラの需要が高まっています。

2021年8月に警視庁から発表された統計資料によると、侵入窃盗の被害は減少傾向にあるものの、2020年に発生した件数は44,093件と、いまだに多いことがわかります。

ある家庭においては、防犯カメラを設置しているにもかかわらず、ここ数年で複数回、庭の植木が盗まれる被害に遭っています。防犯カメラの死角となっている箇所を狙った犯罪と推測。今後被害を受けないためにダミーの防犯カメラも増設したとのことです。

戸建て住宅ではダミー防犯カメラを導入する家庭が増えており、4~5台設置するケースもあります。セキュリティ会社の担当者は「今後さらに防犯カメラ、ダミーカメラの必要性を感じる人が増える。コストと安全面の両面を考慮して導入を検討してほしい」と話しています。


ダミー防犯カメラとは?効果はある?

ダミー防犯カメラとは、名前のとおり本物の代わりとなる防犯カメラのことです。

本物とは異なり映像を記録することはできませんが、ダミー防犯カメラを設置することで、侵入者を威嚇し防犯効果を高められます。防犯カメラから監視されていると思わせれば、侵入する前に犯人を追い出せます。

複雑な配線工事がいらず値段も1,000円程度と手に入れやすい価格なので、気軽に導入できるのもメリットです。コストをかけずにセキュリティ効果を高めたい方は、取り入れてみることをおすすめします。

ただし、安すぎるものはダミーと見破られてしまう・壊れやすいといったデメリットがあることに注意しましょう。また、ダミー防犯カメラはあくまで威嚇効果を得るものなので、必ず本物の防犯カメラと併せて設置するようにしてください。


ダミー防犯カメラの設置ポイント

ダミー防犯カメラの威嚇効果を発揮するには、適切な場所に設置することが重要です。屋内と屋外の2パターンに分けて、設置のコツを紹介します。

・屋内に設置する場合

屋内に設置する防犯カメラは、ドーム型やボックス型が一般的です。そのためダミーの方も同じ形をしたカメラを設置するとより自然に見えます。玄関付近や窓の近くなど、人の出入りが多い箇所に設置するのがおすすめです。

・屋外に設置する場合

家の外にはバレット型の防犯カメラがおすすめです。バレット型とは、ボックス型の派生タイプで見た目が銃弾に似ていることが特徴です。威圧感を感じるので侵入者をけん制する効果があります。ダミー防犯カメラも同じようなバレット型を選ぶようにしましょう。建物の壁面や駐車場などに設置すると防犯効果を高められます。

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