防犯のすゝめ

新入生は特に注意!交通事故から身を護るための対策

私たちの日常を突然壊してしまう交通事故。普段は他人事と感じているかもしれませんが、もしも自分の子供が事故に巻き込まれてしまっては悔やんでも悔やみきれません。交通事故を防ぐためには普段から子供によく言い聞かせておく必要があります。そこで今回は地域で行われた事故を防ぐための取り組み、保護者が子供たちに対してできることについてご紹介します。

小学生の事故は下校の時間帯に多い

4月、全国各地で小学校の入学式が行われました。これに伴い、神奈川県では5日~11日まで「新入学児童・園児を交通事故から守る運動」として神奈川県警や地域住民が見守りや安全の呼びかけを実施。この運動を実施する背景には県警がまとめた統計があります。小学生の事故で最も多いのは飛び出し事故であり、かつ下校時間帯が多いということから特に放課後の呼びかけに力を入れたとのこと。今年入学する子供は新しい環境にまだ慣れておらず、ついはしゃいで道路に飛び出てしまうこともあるでしょう。もしかするとこの運動を実施したおかげで救われた命もあったのかもしれません。

子供を交通事故から守るために

子供たちが何かに興味を示した時、それに夢中になって周りの状況が見えなくなってしまいがち。そんな状況での交通事故は例を挙げればキリがありません。これは今も昔も同じです。道路にはたくさんの危険があるということを子供たちには繰り返し伝えましょう。道路を渡る時はたとえ信号が青でも必ず周りを確認すること、といったルールを約束事として教育してください。また小学生であれば自転車に乗る機会も多いはずです。被害者になるだけでなく、加害者にもならないよう2人乗りをしない、信号を守るなどのルールを徹底させてください。

常に万が一を想定する必要がある

いくら本人が気をつけていても交通事故に巻き込まれる可能性はなくなりません。例えば、4月19日には東京都で車が歩行者を次々にはねる事故が起きてしまいました。この車が衝突したゴミ収集車の運転手を含め、被害を受けたのは10人。中には死傷者も出ています。事故を起こしたのは80代の男性。本人は「アクセルが戻らなかった」などと供述していますが、警察は男性が運転操作を誤った可能性があるとみて事故原因の調査が進められています。このように、交通ルールを守っていたからといって安全とは限りません。車が近くを通る場所では必ずルールを守るほか、運転手のミスによっても事故が起きることを強く言い聞かせておく必要があるといえるでしょう。

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