防犯のすゝめ

気づいていないだけで被害に遭っている?盗撮犯から身を守る方法

今や誰でもスマートフォンで簡単に撮影ができるように、やろうと思えば誰でも盗撮行為に手を染めることができてしまいます。盗撮は被害者が被害に遭っていると気づかないこともあるため、なかなか発覚しにくい犯罪です。
今回は最近発生した盗撮事件を紹介するとともに、盗撮犯がどんなところに隠しカメラを仕掛けているのかなどについても紹介します。

最近発生した盗撮事件

4月23日、奈良県警は県警本部内の女子トイレの様子を盗撮したとして、機動隊に所属していた30代の男性を書類送検し、懲戒免職にしたと発表しました。警察の発表によると、男性は2018年から2020年にわたり犯行を繰り返していたとのこと。また、県警本部以外にも民家で一般女性を盗撮するなど、数十件の犯行を繰り返していたとみられています。
テレビで報道されることは多くないものの、盗撮事件は決して珍しいことではありません。4月9日には、福岡県警が福岡市内で盗撮事件があったことを発表し、市民に注意を呼びかけました。静岡県でも靴に小型カメラを仕掛けて盗撮しようとした40代の男性が現行犯逮捕されています。盗撮は発覚しなければ事件が明るみに出ることはありません。気づかないだけで被害に遭っている可能性もゼロではないのです。

盗撮犯は隠しカメラをどんなところに隠すのか?

技術の進歩が進んだこともあり、スマートフォンはもちろん小型の隠しカメラも簡単に手に入る世の中になりました。隠しカメラはもともと防犯を目的に開発された商品ですが、使う人次第で盗撮の道具にもなってしまいます。
最近の隠しカメラは電池式のものもあるため、場所を問わずどこに隠されているか分かりません。ただし隠しカメラは盗聴器と違い、必ず盗撮される人からも見える位置にあります。具体的には室内照明の周辺、テレビなど家電製品の近く、トイレなどが考えられるでしょう。また、無防備になりやすい脱衣所や浴室にも注意が必要です。
特定の人を狙った盗撮だけでなく、不特定多数の人物にあたりかまわず盗撮を行っている盗撮犯もいるためどこにいても油断はできません。

盗撮犯から身を守る方法

まずは「自分も盗撮のターゲットにされているかもしれない」という意識を持つことが重要です。少しでも狙われているかもしれないと思ったら、どこかにカメラが仕掛けられていないか慎重に探してみましょう。どうしても不安な場合は探偵や防犯カメラ捜索のプロに依頼するという手もあります。

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